前回からの続きです😅。

 

3号機をちまちまと仕上げている間にも欠かさず行っている、

いつもの夕食後のお宝探しで、オクの方でかなり久しぶりに

一式揃っているジャンク扱いの日立扇を発見しました。

 

物自体は経年の傷やダメージ、リペイントなどの

後年手が入れられている感は多々有りますが、

首振り機構が所有していない初期型のタイプのようです。

 

ちなみに以下のような出品者の説明でした

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あまり出回らない数が少ない日立製作所の扇風機当時物 


電源差し込み部分・配線等劣化は好みがありますので

あえて当時のままにしております。
大変古い物になりますので、様々な箇所にキズや歪みなどございます。

 

画像にもあります通り、コンセントプラグが割れて破損しております。

専門の業者さんに依頼して動作は確認出来ました。

 

速度も切り替え出来ましたが危険ですので、一般の方はこの状態での

動作確認は決してしないで下さい。ジャンク扱いにさせていただきます
劣化している部分も多いので、取り扱いには充分ご注意下さい。
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どのみち配線関係は交換するので無問題。

 

ただお値段ちょっと高めで即決価格もいい値段だったので、

しばらく悩みましたが残り半日を切った位で入札。

 

暫くぶりに出た日立扇だったので、応札があるかと思っていたのですが、

誰の入札も無くすんなりスタート価格で落とせました😄。

 

そしてスムーズに手続きが完了し、月曜に物が到着しました😅。 

 

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既に届いた時点でモーターコイルに繋がる線は切れていたので、

動作確認はできず・・・Orz。

全バラシになるので週末までは弄れそうにありません。

 

とはいえ、気になるのはいつもネックになる首振り機構部の状態です。

翌日の夕食後、首振り機構の蓋を思い切って開けてみました。

 

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まぁ、いつも通りグリスは劣化していますが、見た感じのギアの状態は良さそうです。

また、こっちの機構の方がメンテナンスは楽に見えますが、どうなるか・・・😓

 

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そしてオクの画像では気が付きませんでしたが、コイツも首振り機構とアームを

固定するネジは欠品でした😭

とりあえずなら手持ちのネジを付けて確認できますが、何か考えないとダメですね。

 

なるべく週末に一気に仕上げたかったので、ついでにちょっと裏カバーだけでも

外そうと思ったら、結局全バラする羽目になりました😓。

 

弄ってみるとかなりのねじが錆びて固着していて大変です😨。

また モーターコイルも同様にがっちりケースに食いついていて、

最後に取り外し治具が負けて曲がってしまいました😢。 

 

その日はそこで作業をあきらめ、ラスペネを吹いてしばらく放置しました。

 

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丸1日後の翌日になって、やっとモーターコイルがスポっと外れました。

 これで作業が進みます。

 

そして週末になり、先に仕上げている3号機と共に一気に着手しました。

 

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羽根以外の後塗りのペンキはほぼ綺麗に落とせました😄。

羽根は汚れだけを取ってそのままの若草色で仕上げてみます。

 

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気になっていた首振り機構も無事動作しました😃。

ここまで来れば一安心です😄。

 

ここからは急ピッチで作業を進めました。

 

 

左:3号機 右:4号機

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、まだ首振り機構部のネジなど課題は有りますが、 

日立扇3,4号機の整備が無事完了しました😄。

やっぱりファンガードの目の粗い電気扇は動くと恰好が良いですね😇。

 

そして3号機と4号機、動かし始めてみて気が付きましたが、

やっぱり微妙に仕様が違いますね。 

 

3号機と4号機の蓋板やトランスの見た目は全く一緒ですが、

 3号機は芝浦扇やその他の電気扇と同じく、 

風速切換え1:最大~3:弱というように数字が大きくなると

回転が下がるのですが、 4号機は風速切換え1:弱~3:最大と

逆になっています。

 

まぁ4号機は年代が古いからなのかもしれませんが。

日立扇はまだまだ謎が多いです・・・。
 
 
暫くは調子を出すためにどちらもこまめに動作させてみます😄。