昨日モーターからのリード切れで一旦修理を諦めた、
芝浦扇 C-2031が本日無事に直りました😭。

添付のファンガードがボロボロすぎて使い物にならないので、
手に入るまでこれ以上組むのは保留になりました。

あと、首振り機構部のアームが他社の物で長すぎて使えなかったので、
針金でとりあえず作成し代用しています。

そのうちどうにかしないとなぁ・・・。

 

 

 

元がこんなでしたから磨いて随分と格好良くなりました😊。

 

 

今回はたまたまモーターへのリード修復が上手く出来ましたが、
出来ればもう二度とやりたくないなぁ・・・😓。
(線の引き出し部を探すのが結構しんどい作業でした)

 



首振り機構部の欠品部品は、前に購入し塗装剥がしを進行中の、
C-4714の壊れた首振り機構部から転用しました。
無事問題なく使えています。

 

一応このC-2031も大正時代の電気扇です。
オリジナルのファンガードの入手は厳しいだろうなぁ・・・。

ということで、また潰しても良い部品取り機が無くなっちゃいました・・・😓。

 

 

 

あと今回の作業でたまたま目についたので、

ついでなので芝浦扇のレストアを考えている方向けに、

首振り機構部の取り付けネジのことについて少し触れておきます。

 

年代によっても違うのですが、今回のC-2031の取り付けネジは1本が短いタイプです。

この取り付けには順序が有って、この短いネジは「左上の締め付け時に必ず使用」して

ください。

 

 

何故かというと、モーターの裏蓋を外して確認してもらうと分かるかと思いますが、

左上のねじ止めの下部分には「モーターのコイル部」があります。

誤って残りの長い方のネジを使用するといとも簡単にコイルの線をねじ切ってしまいます。

 

自分は今まで結構な台数を弄ってきましたが、

実際に何台かはコイルがねじ切られていた物に当たりました。

 

自分の場合には何とかすべて修理しましたが、修復作業は「かなり困難」です。

また長期の動作で問題が出ないとは言えないので自分としてはお勧めできません。

貴重な電気扇を作業ミスで壊さないようにしてください。