最近また1Uラックサイズの業務用パワーアンプを落札しました。

・RAMSA WP-9055A(業務用1Uラックサイズパワーアンプ)

プロテクトランプついたままで音出ずのジャンク品ですが、
実はこのアンプ以前にも所有していて、大体不具合の予想も立っていたので
えいやっ!と入札。
案の定誰も入札なしで落札。

届いてみると、まず裏面のBTLモード、ステレオ、モノの切り替えSWがBTLだったので
ステレオに変更。
再度電源投入すると、Lchはプロテクト点灯。Rchはプロテクトは点灯しなかったが、
DCオフセットが+2.5V!
どの道両ch整備が必要でした。

早速天板を空けるとコンデンサのおもらしや、トランジスタ等の破損は無い。
基板をはずすと・・・・でたー、芋はんだ、なじみ不良のオンパレード。

どうやら私の手元に届くまでのどこかしらの間に、はんだの修正が行われたようですが、
まぁ、まともな作業ではなかったようで・・・・。
両チャンネル、全点数半田付けやり直しましたよ!。
(大体確認含めて2時間くらいかかります)

半田付け終了後、フラックスリムーバーで基板を洗浄し、乾いたところでくみ上げ。
電源投入するとちゃんと両chプロテクト外れるじゃないですか。
DCオフセットも0.5V以下に落ち着いていたので、限りなく0Vになるように調整。

しばらく放っておいたところで、テスト用SPを繋ぎ音だしチェック。
(あわせてオシロを繋いで波形のチェックも行っていましたが)

まぁ、無事に直ったようです。

このアンプの良いところは薄くて邪魔にならず、それでいて音が素直に上まで出てくれるところ。
(以前KEFの103というスピーカを繋いだとき、かなり上までストーンと無理なく出てくれたのは正直驚きでした)

放熱もほかの業務用よりはラフに扱ってもうまく抜けてくれて
コンデンサ等のダメージが少ないところでしょうか。
(意外と整備性も同じRAMSAのアンプの中ではいいですし)

以前所有していたものは定期的にメンテナンスがされていたものだったんですが、
いかんせん天板が思い切り腐食していたり、知人にそれでもいいからどうしても譲ってくれと
泣いてせがまれ、しかたなく譲ってしまいました。
(今思うとそれもまた失敗だったかなぁ・・・と)

今回のは外観もそこそこで状態もまぁ・・・というところなので、またしばらくは
我が家のお気に入り置き場の一員になることでしょう(汗 。
(9055Aの下側に映っているのは追加購入したCD-803(^^; これは、またそのうちにでも)

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