もうすぐ登戸だよ | J's Blog

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慶應義塾大学トライアスロン部Team J.のブログです。

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どーも。
もはや威厳の欠片もございません。
山口でございます。

来月、というかもう今週になりますね。登戸練が復活します。
先週西スポでの最後の練習を終え、やはり全体練習(西スポも全体練習なんですがw)でないと参加者が少ないなと思いました。
スイム練担当としては後期総会で説明した通り、流れを大事にメニューを組んで参りましたので中々参加できなかった人にはいきなりの登戸錬やそのすぐあとに控えている合宿でキツい思いをするかもしれません。
そこで、これまでやってきたことをちょっと復習していただきたいと思います。

まず距離に関して。
50のスプリントから100,200,400へと徐々に上げていきました。昨年までの登戸ではスプリントの練習はできていたかもしれませんが西スポに参加されていない方は長い距離はできていないと思います。ちなみに今ほとんど400になっているのでご了承願います。

ドリルに関して。
大きく3つにコンセプトを分けて意識してもらいました。ある程度のスパンの中でコンセプトを固定してドリルをやれば重点的に意識できると考えたからです。またこの3つの選択はかなり個人的にですがこれだけはやっておけば問題ないだろうって3つです。
  ①「キャッチ」
  ②「動く軸、動かない軸」
  ③「リカバリー」
をやってきました。

「キャッチ」では以下のようなドリルをやりました。(※詳細は練習予定のswim用語参照!)
  ・sculling(front,middle,rear)
  ・fist swim
  ・ジャンケンswim
  ・dog pull
基本的には手のひらのみでの水感のイメージ。またそれができないときの、腕全体での水感を意識するためのものです。手のひらの抵抗はMAXにしてストリームラインの抵抗は0を意識します。

「動く軸、動かない軸」では以下のようなドリルをやりました。
  ・head up
 ・side kick
  ・dolphin
  ・vassalo
これはかなり難しいところなんですが、まずはストリームラインを作るための頭からつま先までの1本の軸。そしてその軸を崩さないようにしてローリングの感覚を意識するためのものです。僕個人としては首が座っておらず頭を振りたいのでローリングをオーバーにして誤魔化したりしてます。つまり自分の泳ぎと相談しながら考えてみて下さい。

「リカバリー」では以下のようなドリルをやりました。
  ・elbow keep
  ・wing swim
  ・shoulder touch
  ・catch up
リカバリーといっても一連の流れというよりも水面から出た腕がまた水面に入るまでの限定的な部分です。これだけは言わせてください!フォームの綺麗さは「肘の角度」で決まります。上のドリルは全て肘の高い位置を意識してもらうものです。まずは肘から抜く。そして肘の角度がより小さくより高くなるようにして入水にもっていく。このとき肘が最も高く山のような形ができるのが理想的です。そしてより高い肘の位置からならより遠くに入水ができる。と思ってます。覚えておいてください。

以上で復習は終わりです。
ドリルに関しては文書での説明よりも実際にやってみてもらった方がわかりやすいかと思いますが、要はしっかり意識できてるかなんです。だから文書でも映像でもあまり関係ないです。それが間違ってたとしても自分の中でしっかり固まっているイメージが意識できていれば、正しいイメージをもっているがあまり意識しない人よりもフォームに変化が見られます。ぶっちゃけアドバイスしても聞き流す人は泳ぎを見ればわかりますwなのでイメージを持つところからやってみてください!