急な発熱でダウンした母


「苦しいよ~。水枕があったら気持ちいいのになぁ」


と、つぶやいたら・・・・


「よしっ!」と立ち上がった6歳児。



しばらくして、水がはいってパンパンにふくれた水枕を持ってきた。


しかも、入り口は閉じてないので、


中から水がちゃっぷちゃっぷと飛び散っている。



自分の服までびっしょりにぬらして


床も布団もびっしょりにぬらして



「氷がかたまっててあまりいれられなかったよ。しかもこれ重いよ」


だって。


かなりがんばってくれた様子が痛いほどわかるよ。



あまりの惨劇に、熱があることも忘れ、がばっと起き


布団を拭き、床を拭き、服も着替えさせ



発熱の辛さが一瞬吹き飛んだよ。


すごく、すごく、すごく、うれしかった。ありがとうってたくさん言って。



でも、ちょっとだけ、違う意味で泣きたい気分でもあったけどね。。ははっ


ありがとうね。息子君。