主人と出会う前に、好きだった人がいた。

当時、私は29歳ぐらいだっただろうか。

1才から片親で育った彼。当時同じ職場だった。
そして彼の母親も同じ職場だった。

親一人、子一人の母子家庭つながりで
この仲良し親子が私はとても好きだった。
彼らも、親近感を持ってくれ、よく3人で飲みに行った。

「私も、娘が大きくなったら、この親子のように
一緒にお酒を飲みたいなぁ」

と、この親子を自分達親子にかさねてみたりしていた。




そして
いつの間にか、私はその息子と付き合うようになっていた。


でも、彼には・・妻子がいた。


彼は「嫌味」の通じない、素直な心を持っている人だった。
そんな空気が心地よかった。


初めはね・・・。かわいかった。優しくもできた。


でも、ひと皮むけば、私は「不倫」ができるような女ではなかった。

人一倍強い嫉妬心。
依存を好む性格。
感情のコントロールが苦手。
強い独占力。
自己中心的。

「自分の求める愛」を与えて欲しくて
欲求ばかりを押し付ける・・そんな恋愛だった。


結局・・傷つけること、傷つくことのほうが、
多かったかもしれない。


恋愛は苦手だ。
でも惚れっぽい。一人じゃ寂しくていられないから。

だけど惚れて追いかけはじめると、「本性」がでる。
エゴイストの本性。


結局私は、自分だけしか、愛せない奴なのかもしれない。
自分の「欲求」を満たす事しか考えていないのかもしれない。

「相手を思いやる心」
「見返りを求めずに、与える愛情」
これは、きっと、恋愛にも夫婦にもすごく「大切な事」なのだろう。


でも、そんな心が自分には欠けているように思う。

女としては「欠陥」だらけ。
相手を追い込み傷つける事しかできない女だ。私は。


本音をだすと・・口に出る言葉はいつも
「自己中心的」
恋愛の場では、特にね。

なんでかなぁ・・・。

きっとこの事は・・大きな「自己嫌悪」となり
心に渦巻いているのかもしれないナ。

(苦しいから見ないようにしてるけど)