流浪雲さんの記事にでてきた言葉で
思い出しました。

昔、生きてた証を見たことあります。


おばの運転手で、おばが以前勤めていた
病院のお医者様のお宅へ行った時の事。

上品な奥様が迎えてくださいました。
ご主人を亡くされたばかりで、おばと奥様は
故人の「思い出話」をしていました。

そして、しばらくすると、奥様が立ち上がり
亡くなられたご主人のお部屋に私達を案内してくれました。

そこには、壁一面に油絵がかざってありました。


「主人は、絵心などまったくなかったのだけど
病気になってから、絵を描き始めたんです」


と、かざられた絵達を
目を細めながら、愛おしそうにながめる奥様。
ひとつひとつの絵を、嬉しそうに説明してくださいました。

「これは、ならったばかりの頃の絵なのよ」

「これは、主人の自画像なんですよ」

その横顔が、あまりにも印象的で・・・心に焼きついてしまって

「私も、晩年は、絵を描こう」
私は当時母一人子一人の家庭だったので
きっと、このまま、家族が増えることもないだろうと
思っていたので

「娘に、絵を残したい。。」という衝動にかられ


子育てが終わったら、「絵」を描きながら
気ままな旅人になろう。と、思ったりしていました。


そして、大好きな人たちに一枚づつ
絵を送ろう。




結婚するまでは、これが私の「将来の夢」だったのに。

いつのまにか忘れてた。。。

生きてた証って言葉で思い出した。


結婚ってさ・・・

ある意味「ロマン」を失う事かもね。