死に物狂いの唄

30歳の男たち。
全員同い年。
中崎町のとある焼肉店で井戸端会議。
at ソソカルビ牛天
http://r.gnavi.co.jp/kaf8500/
一人はフード事業経営、代表取締役 I君。サラリーマン時代の同僚。
一人は食材卸事業と飲食コンサルタント、代表取締役 M君。大学時代の親友。淡路島友達。
そしてわたし、広告代理店経営、代表取締役 林田。
すんごい、濃い内容でした。

I君が放った言葉が印象的。
「俺は、大卒は採用しない。」
つまり…よっぽどの高学歴じゃないかぎり、仕事上では無意味。
大卒っていう、しょーもないプライドが邪魔して
ガムシャラに働けない子たちが多いらしい。
なるほど。

そう言えば、そろそろ警察が動きだすらしく
ミナミで客引きしている居酒屋やガールズバーのキャッチくん達の商売も
先行きが怪しいらしい。
しかし、さっきの話とつながるが、
私はそのへんのホケーッっとした大卒のお気楽ボクチャンズより
えびす橋で一生懸命に客引きしている彼らのほうが
よっぽど未来を感じる。
生命力がある。
アタリマエのことだが、新規開拓ができない広告営業は、食べていくことはできない。
空から仕事は降ってこない。
そして、えびす橋TSUTAYA前で誰ふり構わず声をかける彼らには、ガッツと勇気がある。
飛び込み営業でもさせたら、
きっと、売上があがるまでオフィスには帰ってこないだろう。
2~5流大学を卒業し、夢見心地で生活している若者は、
ちっぽけなプライドなんてトイレに流して、もっと死に物狂いで働くべきだ。
あのキャッチくん達のガッツに打ち勝つには、
『規律』と『勤勉さ』と『計画性』がなによりも大事だが、
2~5流大学で単位もろくに取れないようでは、
前述した3つは欠けており、取り柄など何一つ無い。
あと数年経てば、フラットな世界になる。
食べるためには、生命力が必要だ。
どんな仕事でも、結果にこだわればガムシャラになれる。
結果が出れば、金がもらえる。
そこに不平等は何一つ無い。
現代日本の「あしたはどっちだ」で、ある。