伝説のチョッパーの重みと伝統。 ~デンバーズ・チョッパーズ~ | R-R チョッパー日記

伝説のチョッパーの重みと伝統。 ~デンバーズ・チョッパーズ~

2009年11月29日(日曜日)

前回のHORIBLOでお伝えした通り、神戸の「シウン クラフトワークス」さんにお邪魔してきました。

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そこで出会った、衝撃のチョッパー。
Denver's Choppers
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個人的に、とりわけロングフォークがカッコいいと思った事はありませんが、
(※と、言うよりも見た目的にあまり好きではない。)
デンバーズ・チョッパーズはやはりカッコいい。
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知ったかぶりになっちゃうんでこのブログでは書きませんが、
デンバーズの創始者であるデンバー・ムリンズは若くして他界しており、
現在、看板をこの髭もじゃのオジサマ、モンド・ポーラスが引き継ぎ
今でもラスベガスでバリバリの老舗ショップとして活動しているとのこと。
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こんなロングフォークや、
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アイアンを使ったこんなロングフォークまで。
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このショップで一番かっこいいと思うのは
極端に車高が低く、フォークは寝かせて長いってところ。
でも、運転には支障が全くないほど設計もしっかりしているらしい。

私が一番ぐっときたのはハーレーダビッドソン以外のデンバーズ・チョッパーです。
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美しいペイントに煌びやかなエンジンバフ。
定番のHDではなく、日本の名車をここまでカッコ良くカスタムしていたアメリカ人がいるとは
日本人のバイク乗りとしては嬉しい限りです。

なんと、CBやZ用のフレームなどもリリースしてたそうです!!
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Vツインでは表現できない、四発の荒々しい造形が渋い。
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ハーレーのエンジンであれば、ポンポンパーツを組み合わせれば
それなりにカッコいいチョッパーは出来上がる(?)んですが、
CBやZとなればなかなか難しいでしょう。
今でもショベル以前の旧車パーツがリリースされるハーレーとは違い、
日本の旧車は極端にパーツが少ないらしいです。

その上、80年代初めのバイ・アメリカ(アメリカ製買おうよって言うあの運動)の影響で
日本車ってめっちゃ粗末に扱われていたらしいです。
しかも、当時の日本国内の旧車ブームも重なって、
エンジンだけはずされたチョッパーが無残な末路をたどったとも...。
デンバーズのチョッパーも例に漏れずだったそうな。

だから、この日「シウン クラフトワークス」さんで見たデンバーズにはとても感激しました。
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日本のビルダーにこそ、日本車でバリバリのチョッパーを作ってもらいたいもんです。
でも、なかなか買う人がいないのも、事実ですよねぇ。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

動画でじろじろ(走行画像やエンジン音は体感できませんでした(ノ_-。))




17歳から単車に乗り出して、気がつけば11年経ちましたが
バイクを好きという気持ちはかけがえのないものですし、優劣はつけがたいです。
しかし、「伝統」を知るには、まだまだ時間が足りないなと実感した1日でした。
むしろ、まだまだこれからいっぱい知ることのできる、この日本に生まれて
良かったな~、と感無量に浸った次第であります。
不況にニセエコと嫌な事もいっぱいありますが、ワクワクすることもたくさんあります。

そして決まった私の夢。
10年でも20年でもお金を貯めて、いつか私もCBチョッパーを作ってやろうと...
心に決めた28歳、2009年の冬。



最後に、
我々がこのチョッパーを目の前にした時、
代表の松村さんがおっしゃった言葉が耳にこびりついています。

「これが、本物のチョッパーです。」

「シウン クラフトワークス」さん、ご馳走様でした。m(u_u)m