血と肉と骨でしか伝えられない | コーチングを仕事に!プロコーチ養成スクールで起業する!

血と肉と骨でしか伝えられない

長崎の船舶保険組合で、講演会。

200~300人の参加者は、
各地域の漁村の組合長。

だいたい70~80代の年齢。
彼がとともに働く地元の若手は50~60代。

魚の数が圧倒的に減り、
しかも海外から大量の安い魚が。

農業に比べて、
保護的政策はほとんどないらしい。

どんどん先細り。
後継者はいない。

いや後継させられない、
年々、魚が取れなくなって、
生活できなくて、

どんどん漁業を
断念せざる追えないくらいなので。

そんな彼らに自分軸の見つけて、
元気を出して欲しい、

そんな願いで、
講師の依頼が・・・・。

ホワイトボードに書きながら、

「自分らしさ」・・・、

「自分らしく働く」、

おそらく、
こんなワードは、届かない。

「自分軸」、
もっとうさんくさい。


講演会は、
船舶保険70周年の記念式典。

でも、直前に
度重なる大きな水難事故。

身内を亡くした人たち。

しかも、赤潮の被害者たちも。

「記念式典」はとりやめて、

「感謝のつどい」に。




どんより暗い・・・・。

自分軸、自分らしさ、モチベーション・・・

よそ者視点で、

講師気取りの講演なんて
やってられない。



テキストもメモの無視して、



自分が父を母を亡くし、
家を失くし、

勉強もできない、
運動もできない、
コミュニケーションも下手、
お金もない、

そんな中、

ダメなこと、
できないこと、

にばかり意識を向けるのではなく、

「今ここの自分にできること」
「死んだ両親が一番喜ぶこと」
「どうしたら、日本が元気になるか」

「どうしたら、景気は変えられないけど、
心の不景気は変えられるか」

そこの意識を向け、
問いかけ、

全身全霊、体中の毛穴から、
細胞一つ一つまで、

血と骨と肉から、

それができるかだけ、

全精力を傾けてきた。

そしたら、

すべてがうまくいき出した、

そんなことを話させていただいた・・・・。

200~300人の会場、


力強く日に焼けたご老練の
真剣な眼差しが、

今でも、この目に
焼き付いている。