[MONEY zine]水族館で魚釣り&調理体験、捕食ツアーも アイディアイベントが人気
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水族館というと、魚を大切に眺めるイメージがあるが、捕食シーンの見学や、釣り・調理体験ができる所もある。参加してみれば、これまでとは異なる行楽シーズンが楽しめそうだ。
各地の水族館が、斬新なアイデアでさまざまなイベントを開催し、人気を博している。
三重県鳥羽市の鳥羽水族館で人気なのが「捕食ツアー」だ。捕食とは、肉食動物などが、生きている動物を捕らえて殺し、食することをいう。南米アマゾンに生息する世界最大の淡水魚であるピラルクや、アメリカの沼地だけに住むワニ、アメリカアリゲーターなどの豪快な捕食風景を見学できることから、人気が高まっている。
鳥羽水族館の捕食ツアーには3タイプあり、所要時間はいずれも30分程度。毎日無料(入館料金は別途)で見ることができるのは、「豪快!!捕食ツアー『ラッコとカワウソ』」だ。200円の有料ツアーとして、土曜日の「最強!!捕食ツアー『ジャングルの最強者たち』」が、水、金、日曜日は、「釣り人必見!!捕食ツアー『ヒラメ40』」が開催されている。
釣りと調理体験ができる水族館もある。環境水族館アクアマリンふくしま(福島県いわき市)の「アクアマリンえっぐ」は、釣り堀がある子ども向けの体験型施設だ。体験プログラム「釣る・調理する・食べる」なら、釣った魚を唐揚げにして食べられるほか、希望すれば調理体験も可能だ。入館料とは別に、貸し釣り竿1本800円、魚1尾100円がかかる。
城崎マリンワールド(兵庫県豊岡市)には、釣ったアジを目の前でさばいて天ぷらにして食べられる「アジバー」がある。料金は入館料のほかに、えさ付きの貸し釣り竿代630円と、調理代が1尾当たり40~60円かかる。なお、調理せずに釣った魚を持ち帰ることも。8名以上で賞品付きの「アジ釣り大会」が開催できたり、平日限定のカップルプランもある。
この秋の水族館の楽しみかたとして、魚が泳ぐ様をゆったりと眺めるのもいいが、捕食ツアーや釣り体験で、刺激的な体験をするのも一興かもしれない。
【2011年10月23日 10:00】