先月はブログの更新をガッツリサボりましたが、こちらの製作もちびちびと進めています。


5月から本格的な製作をスタートしたアオシマ ダイハツ コペン。今回お届けするのはまだ塗装用品が手元に届かないうちに進めていたこちら。

完成後も目立つ大物部品の下処理です。子どもの時に作ったプラモデルは「早く完成させたい」の一心でスタートさせるものの、仮組みなんていうことを少しも考えずに塗っては接着をせっせと繰り返すので、ある程度形になってきたところでキットの残念なところに気がつくということがよくありました。


子どもの頃に作ったモデルはそれ以前の致命的な失敗でそれどころではなかったものの、実際にやってみると私でも気がつく欠点がちらほらと。

このキットには標準のシートとレカロのバケットシートの2種類が付属してきますが、どちらも裏打ちがなくオープンにすると丸見え。キットによってはちゃんと裏打ちをつけてくれるものもあるものの、どうしてこういうところの考えがキットでバラバラなんだろう

今までの私だったらそれに気づいたとしても修正する方法を知らなかったわけですが、事前に調達したアイテムでシートの裏打ちを自分で作成することに。



シートの裏打ちにはパテ盛り or プラ板貼りの2種類がありシートの形状により向き・不向きがあるとは思うものの、コペンのシートはプラ板を貼る方法で十分対応できると思います。シートの裏側の形状がそこまで複雑ではないので、貼り付ける面を事前にペーパーがけしておけばそれでOK

ただし、悩んだのがレカロ仕様の裏打ち。標準仕様はシートバックの角度が変わる部分に合わせて裏打ちを分割した2面構成。それに比べるとレカロ仕様は曲線的な構成なので、分割点をどこにするか悩んでいたのです。ただ、今回使用したプラ板の厚さは0.3mmなので曲げてみると面への追従性が悪くない。ということで

無精者の私は1枚のプラ板を曲げてつけることにしました。ただ、仕上がりを標準仕様と比べるとこちらの方が良いような気がするw ま、とりあえずこれでオープンにしても安心の仕様になったわけです。


とはいえ、この修正作業の過程で深く切り込みすぎたり色々やらかしていたのも事実。標準仕様の2面構成の合わせ部も気になるしということで




削れている部分はパテで修正です。今回使った「ロックレーザー328」の最大の特徴は光硬化パテだということ。しかもこいつが嬉しいのが




ブラックライトを当てるだけで数秒で削れるレベルまで硬化してしまうということ。2mm以上の厚盛りはできないパテですが、「すぐに削れる」というのはとっても頼もしい。この使い心地が良すぎて「ちょっとでも隙があれば埋めたろかw」的なテンションになります。


こういうアイテムに出会えるとプラモづくりが捗りますよね?

次回は私のプラモづくりが捗らない核心に触れておこうかなと…(メンタルの方は落ち着いたので、あくまでテクニカルな問題ですよ)