今月は穏やかな秋晴れの週末から始まったが、先月は週末に限って天気が悪かったような気がする。そんな中、私たち3人はこちらに向かった。
そう、2年に1回の東京モーターショーである。新年恒例行事として東京オートサロンにはここ数年3人で欠かさず参加してきたが、私を除いた2人はなんとモーターショー初参加。一方の私はこの10年近くモーターショーを見てきたという相変わらずの凸凹っぷり(まぁ、私たちはつねにあらゆる能力が凸凹なわけでw)。
ただ、結論から言うと「これほどつまらないモーターショーは初めてだ」と言ってしまってもいいかもしれない。というのも、目につくクルマたちは…
EVと
自動運転と
来年までに発表する新型車
という構成ばかりで、華となるようなクルマがほとんど見当たらないという始末。事前の顔ぶれからそれを予想していたとはいえ、やはりその光景を目の当たりにするとガッカリさせられます。
そこで、私たちはこのコーナーを実施することに。
どうせいいクルマが見つからないのなら悪いクルマを見つけちまえ、ということで”Worst car in the show TMS 2019”を実施することに。
エントリー No.1
先代は度重なるリコールに泣いたホンダの力作
とにかく正面を向いた時の「アホ面」感がなんとも情けない。先代はヘッドランプ&グリルが他のホンダ車と近いデザインだったことを考えると、こんどのホンダはみんなこの路線になる?そう考えると、これからのホンダデザインにはますます目も当てられなくなりそう。
エントリーNo.2
長年の不祥事からの脱却がまだ進まない三菱からは
とりあえず「オレたちの得意なEV&SUVだぞ」というドヤ感が見ていてウザい。デザインやコンセプトに真新しさがないだけに、このタイミングでこのクルマを送り出す理由が全くもって意味不明
エントリーNo.3
そんな三菱の親会社(?)の日産から
まだこちらの方がデザイン的には洗練されてるような気がしないでもないものの、Vモーションのグリルがなかったりコンセプトカーにしてはあっさりした印象。どうせここまであっさりさせるなら造形美があればいいと思うものの、インフィニティで企画したスカイラインにVモーショングリルをくっつけるアホの皆さんのクルマですからねぇ。これはまだかわいいアホなのかもしれないw
エントリーNo.4
新型レヴォーグとSTI EJ20 Finalに沸いたスバルから
新型レヴォーグにも採用した”Bolder”というデザインテーマを初採用したこのクルマ。率直に言うと「なにが変わった??」という見た目。斜め前から見るともともと鼻先が長く見えるパッケージだけに、鼻がつままれて伸ばされてるような印象。EJがなくなり、いよいよこの会社は混迷が深まるばかりか。
エントリーNo.5
LCとLFAの魅力を全面に押し出したレクサスから
えー、今回のショーのテーマとコンセプトカーが釣り合わない。しかも車名には”Electrified”の文字が。これ、刺激的なんですかねぇ。以前現行ISのグリルが掃除機みたいに見えるというジョークがあったけど、これこそ新種の掃除機にふさわしい顔なんじゃないかと。
エントリーNo.6
ブースに展示車をほとんど置かないという斬新な演出を試みたトヨタから
そういうものはゴルフカートに任せればいいのに。あまりにつまらなすぎてコメントする気力も失せました…。
この中でワーストを決めるとしたら
エントリーNo.5のレクサスへ!(本家みたいな展開ww)
その理由は…次回♡