最近、めっきり肌寒くなってきましたね。
そんな秋深まる日には、心が温まるお話が欲しくなります。
そこで今日は秋深まる日にピッタリな、Team Black Starz(ブラスタ)のリーダーZukeの心がほっかほかになった、ハートウォーミングなストーリーをお届けします。



ある日、Zukeが昼食後7本目となるみたらし団子を頬張っていると、一本の電話がかかってきた。
仕方がなく8本目のみたらし団子を皿に戻し、Zukeは電話に出た。
「リーダー、おれ、ヨーヨーのコンテストの時に着れる新しいTシャツが欲しいよ、爆烈ハリケーン」
IDのハツラツとした声が耳に飛び込んできた。
「おー、それは素敵なことだけど、どんなTシャツにするのか決まっているのかい、ID」
「リーダー、おれ、黒が好きだから、黒地に白でブラスタ君が描いてあるTシャツが欲しいんだ、サンダートルネード」
「そいつは素敵だね、ID。じゃ早速、以前ブラスタ君Tシャツをお願いしたところに発注してみるよ」
「リーダー、それ、話が早すぎて最高だよ、ダイナマイトスプラッシュ。それと、自分のTシャツだけじゃなくてメンバーみんなの分も作ってプレゼントをサプライズファイア」
「ID、君の優しさは哺乳類の中でもズバ抜けて高いと思うよ」


こうしてZukeは、IDのサプライズ企画を実現するために、大学時代からお世話になっている上智大学内にある購買のおばちゃんに連絡をしたのだった。


「おばちゃん、かくかくしかじかだから、黒のブラスタTシャツを11枚作りたいんだ」
「わかったわ。一週間くらいでできるから、来週また連絡ちょうだい」
10年前からずっと変わらないおばちゃんの神対応に感謝しつつ、ZukeとIDはTシャツの完成を待った。

そして、あっという間に1週間が経った。
Tシャツを取りに行ったZukeは、その時、おばちゃんからとんでもない申し出を突きつけられるのである。


「だ、代金はいらないだって。お、おばちゃん、そ、それはいくら何でもやり過ぎだよ」
「いいのよ、あんたたち頑張ってるから。そのTシャツを着て、もっといっぱい練習して、これからもたくさん素敵なショーをお客さんに見せてあげなさい」
Tシャツの代金はいらない、そう頑なに代金の受け取りを拒むおばちゃん。
そして、Tシャツのタグを見たZukeは、更に驚愕の事実を知ることとなる。


「おばちゃん、このTシャツ、購買で買える中でも、最高品質の種類になってるよ」
「いいのよ、あんたたち頑張ってるから。そのTシャツを着て、もっといっぱい練習して、これからもたくさん素敵なショーをお客さんに見せてあげなさい」
そう、実は今回のTシャツはすごく品質の良い下地のTシャツを使って作られているのである。Tシャツの型?で言えば、これより良い質のものを探す方が難しいくらいだ。
勿論、こちらから注文していた型よりも遥かにランクは上だ。
「そんな、これじゃあまりにも…」
「いいのよ、あんたたち頑張ってるから。そのTシャツを着て、もっといっぱい練習して、これからもたくさん素敵なショーをお客さんに見せてあげなさい」
ロールプレイングゲームの村人の様になったおばちゃん。
しかし、Zukeは知っていた。この突き放した返事こそが、おばちゃんの照れ隠しであることを。


とはいえ、せめて何かお返しをさせて欲しい、そう思ったZukeは、おばちゃんと最後の駆け引きを始めた。
最終的にはおばちゃんが折れてくれて「次回のワンマンライブ特等席」と「これまでのネタから厳選映像を集めたDVD」を送ることを条件に、Tシャツを受け取ることとなった。
この条件を提示するところまで譲歩してくれたこともまた、おばちゃんの優しさである。


「感謝しかない」
購買を後にしたZukeは、自然とそう呟いていた。


こうして後日、Tシャツとともに、おばちゃんの優しさを届けられたブラスタメンバーは、このTシャツを着て、もっといっぱい練習して、これからもたくさん素敵なショーをお客さんに見せることを、改めて胸に誓ったのである。


IDの優しさの上に、おばちゃんの優しさが優しくのっかった。
これからここに、ブラスタメンバーみんなの優しさをのせて…それはまるで、優しさのミルフィーユ!


さあ、おばちゃんとの約束を守るために、頑張れブラスタ、負けるなブラスタ、ファイナルボンバーアタック!



いかがでしたでしょうか。
Zukeをはじめ、我々メンバー全員の心が温まったということは伝わったでしょうか。伝わってると嬉しいです。

つまりは、これからのブラスタのショーは、以前よりも更に気合い入りまくりということで、是非、皆さんに楽しみにしててもらいたいな!というブログでした、チャンチャン★






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