今日はブラスタに関する僕の想いを、簡単な経歴と共に少しお話したいと思います。



長いので、つまらなければ読まなくて大丈夫です!


嘘は一つもないのですが、ポジティブニートの戯れ言だと思って読んで下さい。





話は大分さかのぼりますが、僕が小学四年生のガキンチョだった頃

真夏のもの凄い暑い日に、汗をダラダラ流しながら辛そうに通勤しているサラリーマンの姿をみて

「ネクタイ締めて満員電車のるようになったら人生終わりだな。」と、思ったのです。




これは僕の人生におけるファーストインパクトでした。




大人ってなんで、あんなに人生つまんなそうにしてるんだろう、と。

そしてこの少し偏った考えは社会に出るまでずっと頭の片隅に張り付いてました。

今思えば、生意気なガキンチョですねwww(今もか!!)





誤解が無いように申し上げますと
実際、僕は大学を出てから不動産業に従事し、
沢山の素晴らしいサラリーマンの方に出会いました。



大学卒業後、最初に勤めた会社では
僕自身、汗をかきながら満員電車で通勤し、
それでも毎日本当に充実したサラリーマン生活を送っていました。

毎日終電帰りだったけど、休みなんていらないって思ってました。


土地や家を扱う不動産業に勤めたのは、
人の人生に深く関わる仕事がしたいと思ったからです。

その会社に就職したのは、社員が他の会社に比べて
圧倒的にイケイケにみえたからですww(大学三年生の僕目線ww)



当初営業に配属され、初めてマンションをご購入頂いた時には
涙が出るほど嬉しかったのを覚えています。


長くなるからあまりかきませんが、最初のお客様は気さくなおじいさんでした。

新人の僕は、おじいさんにとって本当に買うべきなのかをのか確かめるために
銭湯にご一緒し、おじいさんの本音の話を根掘り葉掘りお聞きしました。

ある種、営業の逆ですww

でも数千万円のお買い物をして頂くのに対して自分も100%納得したかったのです。

最終的には納得して、喜んで買って頂きました。


サラリーマンだからといって会社の歯車になるのではなくて、
対人間として仕事をしていました。

また、そんな行動を許してくれる会社でもありました。

営業の時の話は、はじめたらキリがないのでこの辺にします。



10年くらいはこの会社で勤め、最終的には土地の仕込みや開発がしたいなぁ、
なんて思っていました。



そんな感じで、上場企業のマンションデベロッパーに勤める僕でしたが、
早くもリーマンショックの煽りをうける事となりました。

名目としては希望退職制度です。

形式上は給料の半年分をもらう代わりに、退職します。というものです。



僕、まだ7ヶ月しか勤めてないんですけど!!ww




これが僕の人生のセカンドインパクトです。




新卒の同期達約50人は、全員一斉に転職活動ですww

バカみたいな、嘘みたいな話ですが、そんなことになっても会社を恨む人はいない、
という不思議な魅力を持った会社(人達)でした。

そこでの出会いを含め、僕の人生にとっても本当に貴重な7ヶ月でした。




さすがの僕も凹みそうになる程の事態ではありましたが、前向きに捉えれば、
人生についてもう一度考えるチャンスを与えてくれたということでしょう。

「本当にやりたい事をもう一度見直せ」と、誰かに言われているような気がしました。



選択肢としては、

不動産業を続ける・同期と起業する・まったく別の業界を再検討する・・・・・・・

等々、幾つかありました。



そんな中、

「(エンターテインメントがしたい。。。)」

というのが一瞬、頭をよぎったこともありました。








一方、ブラスタとしてのアホみたいなエンターテインメントは
大学卒業間近に関東大学ダンス連盟の公演の振付けをして、全て終わっていました。

一緒に振付けをしていた、たかゆき(Mr.Moke)とは
「ここで、大学時代のブラスタを全部詰め込んでリーマンだな。」
なんて話をしていました。

(参照)http://youtu.be/SKaCjbG59Zw

連盟公演史上一番の盛り上がり、なんて言ってくれた人も沢山いましたww


ブラスタのチームとしての活動は同時期に、
スーパーチャンプルのZEPP TOKYOの解散ライブに出演させて頂き、
そこで終了していました。

有り難いことに学生ダンサーとして、唯一出演させて頂いたのですが、
最後だからとハチャメチャやって、メンバーの一人が骨折したのを覚えてますww




話は戻りますが、
退職というセカンドインパクトでは、エンタメのことを頭の片隅に夢見ながらも、
自分の将来とやりたい事を総合して考えて、
再度不動産業に就職することを選択しました。


運良くいくつか内定を頂き、
その中でも元々の会社と同じ某R社系列の会社に勤めることに決めました。


その会社で約二年間、ビルに携わる仕事をさせて頂いたのですが、
そこでは難しくも非常にやりがいのある仕事をさせて頂きました。


そこでも自分の人生にとっての良い出会いは沢山あり、
心の底から尊敬できる上司や社長にも出会いました。


正確には覚えていませんが、トータルすれば何百社も営業でかけずりまわっていたと思います。

生き生きと輝いているサラリーマンとの出会いも沢山ありましたが、
一方そうではないようにみえるサラリーマンも沢山みました。


当時、人生のプライオリティの一番を「仕事」としていた自分も、
いつしか端から見たら生き生きとはしていなかったように思います。


僕自身が小学生の時にみた、

「暗い顔して満員電車にのるサラリーマン」

になっていたのかもしれません。




そんな時に、真央とこうすけさんとR(だったっけ?)に呼ばれて
ブラスタを再結成したいと言われました。


今思うと当時、正直そこまで乗り気ではなかったのですが、
たまたま同じ時期にラフォーレ原宿で行われる予定だった
「ニコニコダンスマスター」から出演依頼を頂きました。



大学サークル時代に余興的に踊ったエヴァネタの動画がニコ動とかYoutubeとかで
何百万再生とかいって話題になっているとかなんとかで、まさかの大トリでの依頼。

(参照)http://youtu.be/9BffelukXDo


土日で仕事休みだし、まぁとりあえず出るかといったくらいな、
今思えば大変失礼な心持ちで出ました。(注:練習はちゃんとしました!)





そんな気概のない精神で出たものの、

そこでは、今まで味わった事のない歓声を浴びました。




これが僕の人生のサードインパクトですね。





こんなに笑ってくれるのか、と。


そして僕自身こんなに楽しいのか、と。


そして、もっとおもしろいものがしたい、と。





かといって、いきなりエンタメに没頭します、仕事辞めますというわけにはいきません。

生活もありますし、年齢なりのメンツもありますし、何よりも親に顔向け出来ないです。




「それならサラリーマンとして、エンターテインメントしたるわい!」



と当時、思っていました。


ヨーロッパでは仕事ではなく、家族や趣味の時間に
一番のプライオリティをおいて生活している人が圧倒的とききます。

オーストラリアでは16時くらいには仕事を切り上げて遊んで、
毎日のように仲間とバーベキューしてる地域もあるそうです。




「オレもそうすればええねん!!エンタメが一番やねん!!」と。





【日本経済を支えるサラリーマンでありながら、エンターテインメントをして人を楽しませる】

これには二つの大きな意味があると思いました。

①「純粋にブラスタのエンターテインメントとして、観て頂いた人を楽しませること」

②「サラリーマンでありながらも、生き生きと人生を謳歌できるということを証明すること」



これらを達成するべく、リーダーである僕は再結成後の初年度、
土日だけで年間50以上のイベントのブッキング対応をしました。
(1日に2つ以上のイベントをはしご出演することもザラにありました。)


時には、サラリーマンである為に迅速な対応が出来ず、
大きなチャンスであるテレビ出演をみすみす逃すということもありました。


その時期くらいから平日の夜なんかも打ち合わせ等、大部分の時間をブラスタに費やすことになり、
次第に僕の脳みその中はブラスタのことで埋め尽くされていくわけです。



ただ、これによって現業の仕事が中途半端な取り組みになることは絶対に嫌だなと思っていました。
まして、中途半端な気持ちでは仕事もしっかりと集中出来ないとも思っていました。




それでも僕の中で

「20代である今のうちに、一番の人生の最優先事項に全精力を注ぎたい。」

という想いは次第に強くなりました。




悩みに悩んだ半年間がありましたが、
目標達成の為にも、自分はブラスタの活動に特化しようと、
退職を決意しました。


会社からすれば本当に身勝手な決断にも関わらず、
上司や社長は最終的に僕を一人の人間として応援して下さり、
非常に心打たれました。沢山相談した同期にも感謝してます。



実際に飛び出してみて、色々と大変なところはありますが、
僕が退職をしていなければ昨年の完コピ優勝はじめ、
現在に至る活動は出来ていなかったかなとも思っています。



そして有り難いことに、今は周り多くの皆様に応援して頂いてます。
(まだまだ規模は小さいですが)



現状、ブラスタは学生一人とプロダンサー二名がおりますが、
僕以外はみんなそれぞれ自分の仕事を持っています。



つまりほぼ全員サラリーマンです。



今の目標は、このTeam Black Starzという
平日も休日も主にスーツを着たサラリーマン集団(リーダー脱サラ中)を世に広めて、
通勤ラッシュの満員電車から感じる何となくもやっとした日本の閉塞感を
圧倒的なエンターテインメントで打破していきたいというところです。





分かりやすく言えば、

日本経済を支えるサラリーマン集団による、

日本を盛り上げるためのエンターテインメント!(くだらなさの果てしなき追求)!



と言った感じです。




メンバーには自信を持って、

仕事、「Team Black Starz」

趣味、「サラリーマン」

と、言い続けて欲しいと思います。



日本中が、そんな楽しい世の中になればいいな。











聴いて下さい

「旅とハイボール」









ってね!!!










もっと面白いものを作りたい

もっとお客さんを楽しませたい

もっと誰も予想できないことやりたい






今はそのことで頭が一杯です。





僕らの主戦場は生のライブにあると思っていますので、
宜しければ是非一度お越し頂けたら嬉しいです。






そして、この謎のサラリーマン集団のことを、

今後とも宜しくお願い致します。






Team Black Starz

代表 Zuke




Twitter @TeamBlackStarz ← チーム

Twitter @Kazuki_0204   ← 個人

HP teamblackstarz.com



【追記(主にファンの皆様へ)】

書き溜めもせず、一気に書いたので読みづらかったらごめんなさい><

今日が僕の誕生日でもあり、東京公演のチケット発売日でもあり、
明日が久々のテレビ(日テレ系スタードラフト会議)の出演日でもあり、
色々重なったので、少し振り返ってみようと思って書きました。

本当はブラスタのメンバー変遷や、色々な舞台裏の話などもっと交えたかったのですが、
分量が膨大になりそうだったので、かなり省略して書いてしまいました。(十分長いか)

明日はスタドラ観て頂いて、名古屋も東京もライブは
一緒にふぃーりんたっかーでいきましょーー!!
(観れない・来られない地域の方ごめんなさい><)

引き続き、宜しくお願いします!!