【サトリ ファイル3】
作:コブラン
A:犯人
B:目黒警部
C:具鷲捜査官
D:サトリの少年
E:ニュースキャスター
E「先日、起きました無差別殺人未遂事件の速報が入りました。容疑者として20代の男性を逮捕しました。以上速報でした」
A「なんで僕は捕まったんですか?」
B「誤解を生んだならすまない。君があの場に居たから話を聞きたいだけなんだ」
A「まぁ、捕まえられるはずないですよねwww」
B「ん?君は…なにか知ってるのか?」
A「いや、僕は何も知らないですよwwwみんな勝手に殺し合いしたんじゃないですかww」
A『俺はただ歩きスマホしてる人を注意しただけだし、俺は手を汚してないしwww』
B「目の前で人殺しが起きたのになんで君は落ち着いてるんだ?」
A「なんでwwwただ目の前で人が斬り合いしてるだけですよ?」
B「驚きもしなかったのか…」
A「はぁい!見ていて興奮しました」
B「…」
A『俺のところに辿り着いたのはすごいけどwww証拠ないしww捕まえられる訳ないよねww』
C「この人が犯人の可能性が大きいですけど…証拠不十分で捕まえられませんね…ただ、心の中もケラケラ笑ってるし、捕まる訳ないって思ってますね…」
B「わかった…今日のところは帰っていい…」
C「どうやって、あんな数の人を…」
E「無差別殺人未遂事件の速報です。本日未明に逮捕された容疑者の20代の男性ですが、証拠不十分で釈放となりました。ただいま入ったニュースは以上です」
A「やっぱり釈放だwwwwさてと…次は…どこでやろうかなwww」
A『もっとだ…もっと…』
D「えっ…」
Dナレ「僕はその声に驚き振り返った…あの時の黒いフード…あいつが…」
C「あいつがどうやって人を操ってるのか調べないと!」
コツコツ
D「大通りに出た…ここだと…無駄な声が聞こえて集中出来ない…」
A『今度はここで悲劇の再来だ!wwwwだけど…今日じゃないな…』
D「今日では?いつなんだ…クソっ…」
Dナレ「僕は警察にそのことを話した。もちろん、僕のこの能力のことも」
C「はぁ?人の心の声が聞こえる?そんなの本気で信じてもらえるとでも思ってるのですか?」
B「おいおい、具鷲。だが、もしこの子の言ってることが本当ならあいつはまた殺るんだ。場所はわかってるんだ。張り込みだ!」
C「そうですね…はぁぁ…また休日返上か…」
B「この山片付いたらまた飲みに行くぞ!」
C「今度は!ちゃんとお財布持って来てくださいね?私は持っていきませんから!」
B「はい……肝に銘じておきます…」
D「wwwwなんか心の声もただ漏れおふたりですねwwwwしかも息ピッタリwwwなら、僕はこの力で協力させてください!」
B「あぁ。こっちもよろしく頼む」