クラシックに満ちる秋『文京区民オーケストラ八丈島演奏会』 | 八丈島観光協会blog

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2016年9月24日(土)、『文京区民オーケストラ 八丈島演奏会』が多目的ホール「おじゃれ」にて開催されました。

「文京区民オーケストラ」は東京都文京区在住・在勤者を中心に1993年に結成されたアマチュアオーケストラで団員は約90人。東京藝術大学副学長の松下 功氏を音楽監督・指揮者に迎え、5回の海外公演を行っている実力派オケ。

今回は約60人が来島し、公演を行いました。

 

 

演奏会は2部構成、下記のプログラムで演奏会が行われました。

松下氏は文京区民オーケストラ設立時から指揮、指導をつとめられています。

当日のプログラムは下記のとおり。

 

アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調 K.525(第1楽章、第4楽章)

W.A.モーツァルト 作曲

 

ペール・ギュント 第1組曲 作品46

E.H.グリーグ 作曲

 

交響曲第1番 ト短調「冬の日の幻想」作品13(第1楽章)

P.I.チャイコフスキー 作曲

 

幻想曲「通りゃんせ」(1999)

松下 功 作曲

 

合唱と管弦楽に依る「西海讃歌」

藤浦 洸 作詞 團 伊玖磨 作曲

 

交響曲「フィンランディア」作品26

J.シベリウス 作曲

 

 

第1部はクラシックの名曲の数々が演奏されました。

 

 

第2部から八丈混声合唱団の方々と共演。

最初の曲は「通りゃんせ」。誰もが知るお馴染みの曲を松下氏がクラシックにアレンジ。膝と手を叩き、観客と一緒に鳴らすパフォーマンスを楽しみました。

 

 

そして八丈島にアトリエを構え数々の名曲を作ってきた團 伊玖磨氏の「西海讃歌」を含めた数曲を演奏。島の社会人吹奏楽団や中学生と共演し、そのコラボレーションがとても素晴らしかったです。

 

 

影の立役者、町立八丈病院の外科医師・渡辺 繁さん。かつてオケの団員だった繋がりで今回の公演が企画されました。

今も定期的に練習するため東京に通われていて、練習で遅くなっても勤務に間に合うよう次の日の朝1便の飛行機で帰るエピソードも話されました。

 

 

最後はアンコール曲「八丈町歌」で締めくくられました。その模様はYouTubeでご覧ください。

 

 

オーケストラの生演奏は島という立地ではなかなか気軽に聞く事ができません。観客からステージに向けて賞賛の嵐、またぜひ聴きたいと大変好評でした。

これを機会に八丈島と文京区が音楽を絆に交流が深まればとても素敵ですね。

 

文京区民オーケストラの皆様、ご来島いただき誠に有り難うございました。

次回の八丈島公演の開催を楽しみにしています。