八丈島からふるさと観光大使が出演‼ 「台湾公演」の模様 | 八丈島観光協会blog

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3月8日(日)に台湾の高雄で、10日(火)は花蓮において開催されました、八丈島観光協会から「ふるさと観光大使」が出演した公演の模様です。

八丈島観光協会から「ふるさと観光大使」として、
八丈太鼓の石井秀 (イシイ スグル)氏・日本舞踊の花柳歌七郎 (ハナヤギ カシチロウ)氏が参加し、今回の台湾公演においても八丈太鼓の披露には現地の多くの人から賞賛をいただきました。



高雄では、『2015年度 国際都市剣道親善交流大会』のレセプション会場「武徳殿」において、公演が行われました。

高雄では450人を超す雑然としたパーティー会場でしたが、今回も、とにかく秀さんの太鼓です。本バタキの太鼓が静かに始まると、徐々に舞台の前に人が集まって来て、次第に会場全体が黙って秀さんの太鼓に聞き入っていました。
そして、太鼓を打ち終えると絶賛の拍手に包まれました。
 
大塚先生とマルクスの「太鼓と剣術の演武」も一太刀ごとに拍手を浴びていました。
剣道大会のレセブションなので目の肥えた剣道家達に受け入れられるか心配していましたが、大塚先生は諸先生方に好評を得たそうです。

主催者の陳先生はパーティーのお客さん達に、この八丈太鼓は日本にいても滅多に聞けないものだと誇らしげに話していました。




続いて10日(火)の花蓮での公演においては、事前に街中のあちこちで今回の公演のPRが行われ、公演後には現地のニュースや街頭のオーロラビジョンなどでも取り上げていただきました。

公演の前日に花蓮県吉安郷公所を表敬訪問しました。
日本で言えば市役所でしょうか。郷長室の前で黄馨郷長さん(写真中央)と。 

今回の日本鼓聲舞劍團の公演によって、花蓮と八丈島の文化交流と相互の理解を深め、両地域の観光の発展にも繋げたいと、翌日の舞台に向けて激励を受けました。


 
今回の公演の会場となった「花蓮縣吉安郷安美族文物館」にて

公演当日、会場ロビーでは阿美族の歓迎の踊りでお出迎え。



『日本鼓聲舞劍團』 (にほんこせいむけんだん) のプログラムも貼りだしていただきました。

八丈島から持参した、配布用のプログラムと2か国語パンフレット。 


 
花蓮での『日本鼓聲舞劍團』 (にほんこせいむけんだん) の舞台は石井秀さんの八丈太鼓で幕を開けました。

続けて、蒲田深雪、齊藤帆那による太鼓で踊るバレエ
八丈太鼓の石井秀さんが、大学の授業に講師として招かれて事がきっかけで交流が始まりました。その後、八丈島でも度々バレエを披露していただいています。


日本舞踊を太鼓で『荒ぶる』


剣術 北辰一刀流 千葉道場 第6代宗家 大塚洋一郎政徳の演武


 
ここで、息抜きに寸劇ふうの一幕
 
 
 
耀原芸術団による阿美族の民族舞踊

 
バレエの蒲田、齊藤の2人も民族衣装を着て踊りに参加して文化交流



演目の最後は布ざらしの踊り


アンコールでは阿美族の民族舞踊と突然の即興セッション

黄馨郷長さんも八丈太鼓の体験をとても楽しまれていました。


フィナーレ、無事終演の筈が、客席からのアンコールに応えて再び八丈太鼓を披露。
 

出演者と関係者が揃っての記念撮影

花蓮の方々のご好意で、思いがけなく盛大な舞台になりました。
感謝すると共に、この公演が花蓮と八丈島の今後の交流に繋がりますようにと願っています。
  


黄馨郷長から団長の真壁さん(東京新聞)に、今回の公演にあたっての感謝状が贈呈されました。



今回の台湾公演は、写真左端の石井アイさんのご家族が中心となり、阿美族・耀原芸術団の皆様、そして、黄馨郷長をはじめ郷公所の方達が全面的に協力してくださり実現いたしました。

石井アイさんは、八丈太鼓の石井秀さんの奥様で八丈島に嫁いでいらっしゃいました。ぜひ故郷の台湾 花蓮でも、八丈太鼓や日本の文化を通じて交流ができればとの思いから、結果的に今回の盛大な舞台公演の成功へと繋がりました。

台湾の皆様、ぜひ今度は八丈島におじゃりやれ!


公演の模様は現地の新聞にも掲載されていました。 



現地のテレビでも文化交流の様子がニュース放映され、You Tubeでもご覧いただけます。



<追記> 東京新聞 4月3日(金) 朝刊にも、台湾公演の記事が掲載されました。