八丈おさかな朝市 in 樫立&底土 | 八丈島観光協会blog

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八丈島漁協女性部が毎月第3土曜日に開催している「八丈おさかな朝市」。
いつも多くのお客様が集まる大人気のイベントです。

昨年12月は「むかしのとみじろう(樫立)」と「底土港 船客待合所(三根)」の2ヵ所で開催されました。その模様をご覧ください。


むかしのとみじろう

向かいの伊勢崎富治朗商店の旧店舗を改装し、カフェや雑貨が楽しめる休憩所になっています。今回はこちらで朝市が開催されました。


午前11時に朝市がOPENしました!
出迎えてくれたのは漁協女性部部長の山下ミヤ子さん。魚のプロフェッショナルです。



開催を待ち侘びたお客様が開店と同時に来店です。駐車場もこちらのイベント客で満車状態です。



八丈島で獲れる魚を使った漁協女性部手作りのおかずが所狭しと並んでいます。
近隣に住む住民の方がお昼や夕飯のおかずにと次々に手を伸ばしてカゴに入れていきます。土曜日とあって店内は大盛況です。


         
         
         
飛び魚やムロアジなど島では定番の魚のお総菜が充実!
トミメはカワハギの種類で、天ぷらやフライに最高です。他にもメダイの煮こごりや寒天サラダ、濃い出汁が効いたムロ節ご飯。
デザートにサーターアンダギーもあります!左の緑色は明日葉風味。
沖縄発祥のお菓子ですが、八丈島でもよくおやつに作る方が多いんですね。島のイベントのお菓子=アンダギーというイメージがあります。




パン党の人は魚の総菜パンはいかがですか?ムロアジで作ったムロメンチバーガー。濃いめの味付けがパンにとっても良く合います。他にコロッケパンやツナパンもあり、昼前とあってこちらも飛ぶように売れていました。



そして島寿司!リーズナブルなお値段で嬉しいですね。べっこう色が食欲をそそります。



八丈島産キメジマグロ

その日に獲れた鮮魚も安く販売されています。大振りのキメジマグロは入荷数が少ないので早い者勝ちです。



飛び魚すり身(揚げ用・すり身汁用)

揚げ物用は赤、すり身汁用は青と色別で分けられています。
「違いはなんですか?」と伺ったところ、揚げ物用には少し砂糖が入っているそうです。味付きなのでそのまま油で揚げれば薩摩揚げの完成です。
自分で作ると何かと手間がかかるすり身、こういう商品は主婦の強い味方です。


買い物を終えてほっと一息。試食にいかがですか?と誘われるまま、飛び魚のすり身汁をごちそうになりました。



ぷりぷりした弾力のある飛び魚のすり身団子。熱々の味噌汁と一緒にほお張れば至福の時です。





続いては、昨夏OPENしました底土港の船客待合所にて開催の様子です。


通常は毎月の第3土曜日にこちらの会場で「八丈おさかな朝市」が開催されています。



開店前に船客待合所に来てみると朝市目当てに来たお客様で入口の階段は長蛇の列ができています。開店と同時に広いフロアは大勢のお客様で賑わっていました。
今回もおいしそうな物がたくさん並んでいますね。




八丈島産 金目鯛

目に入ってきたのは真っ赤な金目鯛!八丈島の金目鯛は有名で本土の漁師さんが島の沖までやってきます。
煮付けや酒蒸し、活きがいいので刺身にもいいですね。寒い季節はしゃぶしゃぶなんて最高です。和・洋・中と大活躍の魚です。




森商店水産加工所 金目鯛のしお干し

その金目鯛の塩干しがこちら。くさやで有名な森商店さんが作る「金目鯛のしお干し」は八丈島産業祭で最優秀賞を受賞した逸品です。
八丈島といえばくさやが有名ですが、島魚の塩干しもオススメです!



八丈産ブド

八丈島の郷土料理、九州でいえば「おきうと」みたいな海草のお料理です。
カギイバラノリという海草を煮溶かし、その中に魚や貝、ネギ等の具を加えて固めます。お祝い事や集会の料理に欠かせないブドは作る人や具材によって味が変わります。定番のシーチキンをはじめカニ(缶詰もOK)も美味しいですよ。
海藻なのでとってもヘルシー&低カロリー!召し上がったことがない方はぜひお試しください。


         
ムロ削り節(2種類) / ムロアジおかかソフトふりかけ

知る人ぞ知る隠れたヒット商品。しっかりとした出汁が出ますのでみそ汁やお豆腐にどうぞ。ソフトふりかけは魚嫌いなお子さんが「おいしい!」とご飯をおかわりした逸品。
どちらも常温でお持ち帰りできますので、ぜひおみやげにお買い求めください。空港でも販売しております。




八丈島産メダイ

メダイといえば八丈島ではよく島寿司のネタに登場します。
アラも煮付けにしていただきたいですね。今晩のおかずはこれに決めました!



お魚だけでなく、農協女性部による野菜の販売も充実しています。
テーブル一杯に新鮮な島の野菜が並んでいます。



農協女性部とYU-Iファーム(ゆーあいふぁーむ)の浅沼裕子さん。

農協女性部の方々が島の野菜について色々と食べ方や保存の仕方など丁寧に教えてくれます。こちらで販売している野菜は全て八丈島産!とれたて新鮮な野菜が安く手に入ります。
昨年は農協女性部手作りの
八丈フルーツレモンで作ったジャムが人気でした。取材に伺ったときは12月中旬と収穫前で在庫がありませんでしたが、今は空港をはじめ各土産店で販売しています。そのジャムを使った八丈島ジャージー牛乳とコラボしたジェラート、ジャムジェラもこの寒い季節に良く売れているそうです。
生の八丈フルーツレモンも今収穫期を迎えています。八丈島へお越しの際はぜひお召しあがりください。



八丈島産セロリと里芋

八丈島の冬の味覚、セロリと里芋です。
セロリは通常スーパーでは一本づつ包装されていますよね。こちらではまるごと束で販売します。巨大なセロリを葉っぱと茎に分けて料理、サラダやかき揚げに大活躍!余すことなくいただけます。
里芋も島ではとても大切な食材。ねっとりとした里芋を酒盗(しゅとう)やイカの塩辛を乗せて食べるのが八丈島流。酒盗とはカツオの内臓の塩辛のことです。
これらの野菜はYU-Iファームの浅沼裕子さんが丹精こめて無農薬で作られています。東京都板橋区にあるハッピーロード大山商店街、全国ふる里ふれあいショップとれたて村
YU-Iファームの野菜を出荷しております。他にも八丈島の商品を取り扱っていますのでぜひツイッターをチェックしてみてください。



八丈島産かぶつ

かぶつとは八丈島のだいだいのこと。山に自生しているかぶつを収穫しました。寒い時期のお鍋や焼酎、サワーに入れてもおいしいですよ!
この時期ならではの食材なので、ペットボトルに果汁を搾って冷凍保存する人もいます。もちろん無農薬ですので皮もお菓子やお料理に使うことができます。



野菜コーナーの側には園芸コーナーもあります。年の瀬で万両が人気でした。


窓の外を見ると底土海岸に小雨が降り始めました。波が堤防を打ちつける光景を眺めながら、また試食の飛び魚のすり身汁をいただいてしまいました。体も心も温まる八丈おさかな朝市でした。
八丈島漁協女性部の皆様、ごちそうさまでした!

ご紹介した商品は地方発送を承ります。(発送可能商品のみ)
八丈島漁業協同組合(04996-2-0211)へぜひご注文ください。

毎月第3土曜日に開催されている八丈おさかな朝市海の幸と山の幸、八丈島の旬の味覚を楽しめる商品をご用意しております。
ぜひ、皆様足をお運びになられてはいかがでしょうか。