八丈小島への渡島ルール、宿泊等の禁止についてご案内 | 八丈島観光協会blog

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八丈島の西の沖合にある「八丈小島」についてのお知らせです。
八丈小島には昭和44年まで人々が暮らしており、今でも小学校跡などが残る無人島です。


 
現在、八丈小島は各所で斜面の崩落が見られ、海岸線は絶壁や岩礁が多く大変危険です。

 
また、海が荒れると船が接岸できなくなるなど、緊急事態が発生しても直ちに対応できず、不測の事態を招く恐れがあります。

 
下記にご案内いたします事項の御理解と御協力をお願いいたします。




八丈小島への渡島及び宿泊について

八丈小島における宿泊は、禁止されています。
天候が少しでも危ぶまれる際は、八丈小島への渡島は避けてください。
海況の変化に応じて何時でも避難できるよう、渡船を用意してください。

八丈小島への渡島をご希望のお客様は
Project WAVE(プロジェクト・ウェーブ)にてガイドツアーを受付けております。
(TEL:04996-2-5407)


八丈小島への動植物の持ち込み禁止について

八丈小島は伊豆諸島固有の生態系が保存されている環境にあり、一般的に飼養・栽培されているほぼ全ての動植物は、八丈小島においては移入種に該当します。東京における自然の保護と回復に関する条例(平成12年12月22日 条例第216号)では移入種の放逐を禁止しています。八丈小島においては、動物の逸走・植物の種子の脱落等はこの移入種の放逐等に該当しますので、外部からの動植物の持ち込みをしないようにお願いします。


工作物等の設置について

八丈小島は富士箱根伊豆国立公園に指定され、全域が特別地域となっています。工作物等を設置する場合には、環境大臣又は都知事の許可が必要です。
また、自然景観を損なうような行為は、自然公園法(昭和32年法律第161号)により規制されています。


崩落の危険個所・クロアシアホウドリの繁殖地としての期待

宇津木地区の小中学校跡地へ続く海岸沿いの通路では、一部で崩落の危険があるため、迂回路をご利用ください。また、海岸沿いを歩行する際には、充分ご注意ください。
八丈小島はクロアシアホウドリの繁殖地として期待されています。産卵場所となる草地を荒らさないなどの配慮もお願いします。

 

クロアシアホウドリについては、地元紙の『南海タイムス』(東京都八丈島八丈町大賀郷2522-1)でも詳しく紹介されていますので、次回のブログにてご紹介いたします。