引き続き、薬局実習中です。
最近では、トランスファーといって、薬局間で患者さんの処方せんのやりとりをするのですが、それができるようになりました!
例えば、A薬局でお薬をもらっていた患者さんが、今日はB薬局でお薬をもらいたいとします。
このとき、患者さんがB薬局に来るか、電話をし、これまでお薬をもらっていた薬局の名前と連絡先を言えば、B薬局の薬剤師(またはインターンの薬剤師)がA薬局の薬剤師(またはインターン薬剤師)に連絡し、データ得ると、患者さんはめでたくB薬局でお薬をもらうことができるのです。
データのやりとりは、薬剤師(またはインターンの薬剤師)同士によるもので、相手から電話で必要な情報をもらったら処方箋を作成するのです。
このとき、英語が一番の問題で、やっぱり薬の名前の発音は難しいし、会話もちょっとたどたどしいので、
“ちょっと、あなた薬剤師なの?”
と不審がって聞かれることもあります。
薬の名前の発音についてですが、例えば、ジェネリック医薬品では、
日本語では“ジゴキシン”というものが、英語になると“ダイジョキシィーン”になり、
ブランド名の薬だと、
日本語では“ディオバン”というものが、英語になると“ダイオヴェン”になり、時々混乱します。
英語のことでは相変わらず困っており、今日はテクニシャンに“はあ?”と思いっきり呆れ顔をされ、かなり落ち込みました![]()
もともと、彼は面倒くさい仕事が嫌いなこともあり、私のようなインターンが来て、患者さんとのやりとりをして仮に失敗したとして、そうやって物事が複雑になることをかなり嫌がっている感じがします。
なので、患者さんが処方せんを持ってきたときの応対、お薬を取りに来たときの応対、電話での応対などに関して、指導薬剤師は
“どんどん積極的にやりなさい”
と言ってくれているのですが、テクニシャンの場合は、私がやろうとすると
“僕が行くから/僕がやるから”
と、指導薬剤師がいないときには、薬のカウントだけしかさせてもらえないいことがしばしばです。
今日は指導薬剤師とは違う“おじいちゃん”薬剤師さんが来ていたので、カウントだらけ。
ラベルもポイッと投げるように渡され、それが彼の普通の態度なのですが、今日はその態度に頭にきてしまって、怒りで手がプルプル震えてました。
さらに、英語がうまく伝わらなかったことも手伝って、自分の能力のなさに悲しくなり、精一杯涙をこらえてました。
でも、私自身もいけないのです。
自分で“英語がまずいんだよね。”と自覚しており、それが態度に出てしまい、
“あ、あ、あのー”みたいな感じでしゃべっていることに最近気がつきました。
そうすると、いくら薬学部の学生でも、年が上でも、いろんな意味で相手に低く見られてしまうのです。
同級生の中で、私に対していろいろ言う人たちがいましたが、最近なんとなくその理由がわかってきました。
自分に自信をもって行動したりしゃべらないと、自分で自分を低く見せてしまっているのです。
そのテクニシャンが帰ってからのことです。
夕方遅くに新しい患者さんが、新しい処方せんを持ってきました。
一緒に働いていたおじいちゃん薬剤師さんが
“お薬の準備に30分くらいかかるけど、待ってもらえるかな?”
と患者さんに言って、
“さあ、時間は十分もらったから、全部自分でやってみよう!”
と言ってくれたのです。
正直言って、意外でした。
細かいところを教えてもらいながら、なんとかコンピュータ入力も完了して、ラベルの印刷もうまくいき、全部終了!
するとその“おじいちゃん”薬剤師さんが、
“完璧!よく頑張った
”
と誉めてくれたのです。
嬉しかったです![]()
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なぜなら、そのその“おじいちゃん”薬剤師さんは、普段はあまり表情を表に出さず、淡々と仕事をこなしていく人だったからです。
その後、その“おじいちゃん”薬剤師さんと話をしていたのですが、
“薬局によっては、インターンは何もさせてもらえないことも多いよ。やっぱり、インターンは、何か間違えたり、患者さんとトラブルをおこす可能性があるからね。今日みたいに、テクニシャンが全部やってしまうことも多い。でも、僕は、インターンだからこそ、ちゃんと自分でやってみることが大事と思うんだ。だから、こうやって患者さんがいないときは、いい練習の機会かなと思って、やってもらったよ。ちゃんとできたね!ゆっくりでいいから、きちんとできるようになることが大事だから、この調子で頑張れ!”
と言ってくれました。
この“おじいちゃん”薬剤師さん、これまでこんなふうに教えてくれることはなかったのですが、思わぬチャンスをくださって、しかも温かい言葉に感動しました![]()
1日の終わりに、人の温かさに触れることができると、なんだか本当に嬉しいです。
英語のこともいろいろありますが、すべては今の自分を改善していくためのこと!
キツイなあと思うこともたびたびありますが、そんな思いをしないと、自分のどこを改善すべきかわかりません。
気がついただけ、儲けた!
そう思って明日も頑張ります。