ジムカーナコースやミニサーキットを走らせている車両なのですが、昨年の末ごろサーキット走行中にブレーキパイプからフルードが漏れ出したという事で、お迎えに行きました。

 

漏れてる場所はエンジンルームの前方、フロアトンネル部分の後端あたりです。

 

ブレーキホースの接続部分とかではなく、リアブレーキに向かう配管を左右に分岐するジョイントのあたりですので、通常は付けたり外したりする事も無い部分ですから漏れが起こる状況は考え難い場所になりますが・・・

 

 

実はこの車両、約3年前にも意外な部分の損傷で修理をした経歴があります。

 

 

 

 

今回フルードが漏れている場所は、このエンジンマウントの上側にありますので、もしやと思い確認してみますと・・・

 

 

画像では分からないと思いますが、この周辺の骨格部分が全体的にスポット溶接が剥がれたりボディパネルが割れたりと、かなり深刻な状態です。

マウントの取り付け部分は前回の損傷時に補強していますし、エンジンマウントがウレタン製の強化品になっていますので、今度はボディ側にダメージが及んで行ったと推測できます。

そして、その近くに固定されているブレーキパイプのジョイント部分が一緒に動いていて、とうとうクラックが入ったのではないかと思われます。

 

 

 

オーナーが自分で作業するという事でしたので、作業場所と工具類を貸し出す事になりました。

 

けっこう苦労したみたいですが、取り外されたブレーキパイプです。

 

 

予想通り、ジョイントの近くでパイプが割れていました。

 

私自身これまで半世紀近く車を触っておりますが、こんなトラブルは初めて見たかもしれません。

 

 

 

その後、とりあえず応急的な修理をして、なんとか乗って帰られました。