本流釣り日記@利根川 2024/06/11
🦆今シーズンは、利根川に出るチャンスがなかなか見つからず、3月からここまで、あっという間に過ぎてしまった…。
…生活環境が変わったり、年寄りの面倒とか増えたり、ひととおりの家事もこなすので、ホイホイ出掛ける時間も無かったのだ。
…アタシのことだから、趣味を満喫しているに違いないと、友人達は思っているようだが、そうそう自由な時間なんて、ありそうで無いモノなんだよ。
…でも、今月に入って、何度か川へ行くことが出来たので、まとめてレポートしますね。
【2024/06/06/10:00-12:00】
…時期的には、かなり遡上しているのでは?と思って、群漁管内の上流域へ。朝の用事を片付けて、イザ!と思えば、だいたいこんな時刻になっているのは、仕方ない。
…水量は、かなり低めで、なかなか厳しい状況のようで、水深のありそうな場所を探ってみたが、何の反応も無し。
…使用したタックルは、TENRYUの7.2ft+ABUの5500c+VARIVASのナイロン8Lbで、まあイイ感じだったと思うけど、飛距離はイマイチ。
…でも!アタシは、コレでトラウトと出会いたいんですよ、意地張ってるだけかも知れんけど。
…ところが!夕方、釣友にLINEしたら、戻ってきたのは、この写真だった。
…う!釣ってるじゃん!
…まあ、情報量も豊富だし、経験値も高いので、状況を見極めて釣果を重ねるところは、さすがである。
…アタシのような、やみくもに投げて巻いてるだけで、何の経験値も上がらないドヘタにも、起死回生のきっかけが欲しい!
【2024/06/10/10:00-14:00】
…彼の情報を頼りに、再び上流域へ、タックルは前回と同じで。
…陽射しが強くて、汗だくになりつつキャストを繰り返したが、やはり何も起こらず。
…久々に投げ続けたので、疲労感はハンパないが、やけに爽快な気分だった。
…とは言え、ここでも経験値が上がるどころか、ミノーを立て続けにロストして、更にドヘタぶりに拍車が。
…いったい、どうすれば本流トラウトに出会えるのだろう。
…彼の経験値に寄れば、このあたりでは、ミノーのサイズは50-60mmで良いとのこと。
…アタシは、70mmクラスのミノーを使っているので、渓流サイズのミノーで本流トラウトを狙うのは、いささか信じがたいのだが、それを証明しているのだから、我が家にあるミノーの中で、ウエイトがあるモノをいくつか揃えてみることに。
…サイズダウンすれば、当然ルアーの飛距離が落ちるけど、果たして。
【2024/06/11/16:00-19:00】
…アタシにしては珍しく夕方の出撃となったが、陽が高くなってから挑むより、こっちの時間帯の方が、自分の置かれている状況を考えても、身動きが取りやすいなあ、と。
…ただ、夕まずめになると、経験値が更に貧弱になってるよね、投げていないんだから。
…釣り始めて2時間ほど、彼のアドバイスを反芻しながら、ポイントにミノーを打ち込んだ直後だった。
…ゴン!とアタって、グングン!とラインを引っ張られた。
…うおおおおおお!ついにアタシにも来たかぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!
…いやはや、ここまで辿り着くのに、どれだけの時間を要しただろうか。
…サイズはともかく、アドバイス通りに釣れたってコトがスゴイ!と思ったよ。
…釣友曰く、これはメスの「戻り」ですね、とのことだが、たった一度の釣果が、アタシの中では、相当な経験値になったことは間違いなく、その後のキャストで、更に重量感のあるバイトを誘った(←バラしたけど)のは、大きかったな。
【2024/06/12/16:30-18:30】
…聞くところに寄ると、遡上トラウトは、一日で10kmも移動するらしく、それでも何処かで休む場所がある程度決まっている、と言う。
…ならば、昨日のエリアは、それに当てはまるのだろうかと、続けて挑戦してみた。
…今回は、ナイロン(8Lb)からPE(0.8号)に換えて挑んでみようと思ったのは、コッチの方が飛距離が出るからで、感触の違いも比べてみたかったのだ。
…キャストを続けていると、ゴン!とバイトが!だが、フッキングには至らず、バラしてしまった。
…加えてPEラインは、ミノーの動きが直線的な感じで、岩の間を縫うイメージがつかめない。
…本流=PEラインという、定番と言えそうな設定は、水量やポイントの状況に応じて、必ずしも効果を発揮するモノでは無いんだということが改めて分かった。
…結局、ノーフィッシュに終わったが、今までと違うのは、不確かな願望しか持てなかったのが、希望として見えてきたと言うことだね。
…週明けには、改めてポイントに適応できそうなセッティングで挑んでみよう。
…サカナとの出会いに感謝!である。
…週末です、御自愛下さい。