梅雨入り前の鎌倉さんぽ vol.3 虫の日と虫供養と養老先生と | わがまま通信@team.Sel*fish

梅雨入り前の鎌倉さんぽ vol.3 虫の日と虫供養と養老先生と

🦆さて、アタシが鎌倉を訪ねたのは

6月4日

のことでしたが、この日は『虫歯予防の日』とか『蒸しパンの日』とか、いろいろあって、ここでは

🦋虫の日

にちなんで、ここ建長寺では、毎年この日に

🪲虫供養

が行われているのです。

 

 

…建長寺の境内をちょっと奥へ進むと

🐞虫塚

と呼ばれる場所があって。

 

 

…ここは、解剖学者でもあり、大の昆虫好きとしても知られている

養老孟司

先生が発起人となって、建築家の隈研吾さんのデザインで作られたモノで、毎年6月4日に供養が行われているのです。

 

 

 

…建長寺にソレがあることは、養老先生の著作から知っていたけど、年に一度の催しに行けるチャンスが無く、今回ついに実現したのです。

 

 

…社務所の女性から、養老先生も予定通り参加されるそうですよ、と聞いて、その時が待ち遠しかった。

 

 

…いよいよ、その時がやって来ました。

 

 

…養老先生の他にも、昆虫仲間の池田清彦さん(←この人の著作も好き)やイラストレーターの南伸坊さんも参加されて、みなさんに続いて、一般の我々も供養のための焼香ができました。

 

…終わりには、養老先生からの挨拶もあり、短い時間でしたが、とても笑い泣き感激したよ。

 

 

…本堂へ向かう下り道で、養老先生と少しだけお話しができました。

 

…以前、アタシが先生に宛てた手紙のことを覚えていて下さって、すごく嬉し飛び出すハートかった。

 

…一般の参加者は、当然ながら養老先生のファンであり、来年もまた、ココで会いましょう!と笑顔で別れましたが、先生ともまた来年、お会いしたいな!と思いました。

 

 

…養老先生の著作は

バカの壁

を初めとして、数多くの作品があり、アタシは、ソレを読む度に「そうだよね。」「そうかなあ。」「どうなんだろう。」と考えさせられたし、先生の考えが、スッと入ってくることが多いので、それが仕事の上でも参考になっていたのは、間違いない。

 

…いわゆる「こうするといいよ」という本では無く、「あなたならどうする?」という投げかけをたくさん貰える作品をこれからも楽しみにしているし、これからも、私達に生きる上での知恵となり、指針となるよう、『考える種』を蒔き続けて欲しいと願うのであります。

 

 

…空が青かっただけじゃなくて、本当にお祝い良い一日となりました。

 

 

 

…皆様、御自愛下さい。