小さな花にもそれぞれの美しさがある
🐭すっかり陽気も良くなって、清々しい季節になったけど、先日植えた花々は、取り敢えず大きくなっているみたいで、ちょっと安心している…。
…自分で植えたヤツだからね、やっぱり成長の度合いは、気になるところです。
…ところで、アタシの蔵書の中で、結構気に入っている本がコレでして。
…以前にも紹介させて頂いた本なんだけど、久々にページをめくってみたら、やっぱりイイ本だなあ!と。
…で、我が家の🌿野草園にも、この本に紹介されている種がいくつかあるので、アタシも真似してやってみようと。
…オリンパスのデジカメには
🔬顕微鏡モード
というのがあって、接写ができるんですよ。
…アタシのは、ちょっとバージョンが古いので、精度としてはイマイチなんだけど、こんな感じになりましたよ。
【オオイヌノフグリ・オオバコ科】
あちこちで見られる花だけど、オオイヌがあるとすると、コイヌもあるんじゃないか?って思うでしょ?固有種は『イヌノフグリ』と呼ばれる、更に小さな花で、もはや幻と言われてる。発見したら新聞に載ると思うよ。
【キュウリグサ・ムラサキ科】
この花、本当に小さい!でも、良く見ると、とても可愛らしいので、アタシは好きです
【オランダミミナグサ・ナデシコ科】
この花も小さいので、パッと見るだけでは、とても眼に止まらないような存在感。でも、良く見ると結構整ったお姿なので、もっと気にしてあげようと思いました。
【ヒメオドリコソウ・シソ科】
これはスグに眼に止まる花ですね、でも花の中まで見ると、スゴイ造りになっているなあ!と感動的ですらあります。細かい毛までしっかり撮れたので、ちょっと満足
【ホトケノザ・シソ科】
こちらもシソ科の仲間なので、ヒメオドリコソウに似ています。コッチの方がアピール意欲まんまんだね。どちらも虫が乗れる場所を持っているのが、おりこうさん!
【スギナ・トクサ科】
スギナは関係ないでしょう!と思うんだけど、ホースで水を撒いた後で、こんな姿になっていたので、撮ってみました。なんか『海ぶどう』みたいだね、わっはっはっは!
【カタバミ・カタバミ科】
ハートの形をした葉をもつ、身近な黄色い花です。この葉でゴシゴシやると、10円玉が新品のようにピッカピカになります。お暇な時にやってみよう!
【カラスノエンドウ・マメ科】
昔の人は、似たような種だけど生活の役に立たない植物に、動物の名前を付けて区別したんだね。ちなみに、昭和のガキは、この実を鳴らして遊んだけど、アタシらの地域では、これを『しびびい』と呼んでました。
【スズメノエンドウ・マメ科】
カラスノエンドウよりも実と花が小振りなので、カラスよりも小さいスズメになった由来は、人から感心されるけど、これらの中間種があって、「カラス」と「スズメ」の間で「カスマ(間)グサ」という名が付いた話は、ほとんど信じて貰えない!アタシの作り話だと思われてるけど、コレ本当だからね!
…というわけで、その辺にある花でも、じっくり観察すると結構面白いよ、というオハナシでした。
…写真は『ハナニラ』で、虫が花の中へ潜り込むと、雄しべが倒れて受粉する仕組みになってる。植物って、本当に良くできてるよねぇ。
…皆様、御自愛下さい。