9月26日夜、マドンナが息を引き取りました。
9月23日午後に誤嚥からか急に呼吸が苦しくなり、レジデンスから「すぐ来てください!」と連絡がありました。幸い私は家にいたので、10分ほどで向かうことができました。その時は顔色がむらさきで、本当にもうだめかと思いました。でも、吸引し、酸素マスクで5リットルの酸素をいれることで、間もなく落ち着きました。ただ、その時点から、酸素マスクは手放せなくなりました。
酸素マスクをつけたあと、不思議と意識がはっきりしているような目をしていたのが印象的でした。ここ数ヶ月で見られなかった勢いで、しっかり目で家族の顔を見たり、話を聞いている感じがありました。酸素マスクをつけることで、ちゃんと脳に酸素が届いたからなのでしょうか。急な容態変化で家族を呼んでいたのですが、その時にみんなそれぞれマドンナに思うことを伝えられた気持ちになれました。
とはいえ、もう何も食べてない状況が続いていました。。。。24時間、兄弟で交代で見守り。私は時々、酸素マスクの下から、スポンジで口の中を湿らせてあげていましたが、それ以外は何も口にできていませんでした。
9月25日の晩は私が見守り当番だったのでレジデンスで一晩を過ごし、26日の朝、兄が来て交代。
マドンナに、「今日はとても忙しい日なんだけど、仕事が終わったら来るから待っていてね。」と声をかけると、しっかりと私の目を見返していました。
夕方、兄から、「手先が紫色になっている」と連絡と写真が届きました。慌ててレジデンスへ行くと、確かに紫色。血中内酸素は70~90を彷徨っている感じでした。夕方から私が診て、夜10時くらいに長兄と交代することにして、とにかくできるだけ話しかけるようにしました。ちょっと痰がからんだようなゼー、ゼーという呼吸を胸でやっとしているようでした。目も半開きのような、焦点が定まらない感じ。
そんな中、信じられないことが起きました。
左手を私のいる方へ伸ばしてきたんです。ベッドの横に座っている私の方へ。
もう体のどの部分も動かせる力もそして意識もないと思っていたのに!!すぐにその手を握りしめ、話しかけました。小さい頃住んでいた家のこと、一緒に行った旅行、思い出せることすべて話し続けました。
でも段々と、呼吸が・・・、呼吸の間隔が空いていくのがわかりました。
呼吸、イチ・・・、呼吸、イチ・・・・・、呼吸、イチ、二・・・・・、呼吸、イチ、二、三・・・・
そして、最後の時が来ました。呼吸が続かなかった。。。。
マドンナ、ここまでよく頑張ったね!尊敬しています。私に最期看取らせてくれてありがとう。さみしくてたまらないけど、後悔しないよ。
メモ
2022年7月28日 脳内出血で倒れる
2022年12月15日 退院、自宅介護スタート
2023年8月8日 サ高住へ入居
2023年3月頃から食事量が少し落ちる
2024年6月頃から言葉が少なくなる
2024年8月16日 主治医から「終末を迎えています」と言われる
2024年9月 食事量0~3口くらい。水分も200ml~300mlくらい
2024年9月23日 誤嚥からか一気に容態急変 酸素マスク、5リットル。
24時間見守り体制開始、もちろん何も食べない。スポンジで口を少し湿らせるだけ。
2024年9月26日夜息を引き取きとる。

