【東京オフィス服部投稿】自動車業界の皆さんへ、この夏のお勧め書籍
どうもこんばんは。
マッハ東京オフィス服部です
本日、一冊の書籍を拝読。
Amazonで購入した本は、昨晩ポストにありました。
『成長の原動力は、会社を儲からないようにする』という不思議かつプレジデント社では珍しい書籍のタイトルです。
筆者の磯﨑会長は、戦後間もない昭和22年、日本国がまだ混沌としている時代に生まれます。
茨城県の片田舎で自動車鈑金工から独立し、鈑金事業、自動車販売、自動車整備事業、保険事業と一代で茨城県屈指の会社を作ると共に自社で働く社員とその家族はもちろん、磯﨑自動車工業のあらゆる”顧客”を幸せにするといったことに人生を捧げる生き方をされています。
今朝、書籍のページを開き、今日は半分くらいで。と読み始めたところ、あまりに面白く、グイグイ引き込まれてしまい、結局一気に読んでしまいました。
筆者の人生は生まれた時から、ドラマチックです。
「私は5人兄弟の次男で。」
という書き出しですが、双子の兄が筆者の代わりに養子に引き取られることに・・・そして、同級生からの『似てる人がいる』という情報で双子の兄の存在を知る。と言うドラマが書き出しからあるのです。
筆者が結婚する際のドラマも描かれていました。当時はまだ珍しい国際結婚。そして奥様が日本国籍を取得されるまでの苦難の道のり。
そして、病との闘いや、ご子息への事業承継までの道のり。
そして、会長としての現在の想い。
この書籍を拝読すると、
事業の本質とは何か? 顧客とは何か?
そして、タイトルの『成長の原動力は、会社を儲からないようにする』が理解できるというか、腹に落ちます。
さすが、プレジデント社の発行です。
と言うことで、この書籍は全ての自動車業界で働く会社の幹部の方々に推薦したいと強く思います。
今、ビッグモーター社の一連の報道が世の中を賑わせています。これはとても残念なことです。
このような時だからこそ、私たちの事業、顧客に対する考え方を再認識する意味でも、昭和・平成・令和と自動車業界に身を捧げた一人の漢の歴史書には価値があると思うのです。
さて、話を少し脱線させます。
NHK朝のテレビ小説で、有村架純主演の『ひよっこ』をご存知でしょうか?
この『ひょっこ』は、私が一番好きな連続テレビ小説でなんです。(どうでもいい情報💦)
お話は、昭和30年代〜40年代、茨城県北西部に育ったヒロインのみね子(有村架純)が、東京に出稼ぎに行った結果、行方不明になってしまった父親を探すべく、集団就職で上京し東京下町の工場で働きながら愛する父親を探すと言う物語でした。
何が言いたいかと言うと、この『筆者の歴史書』を原作にNHKドラマ小説を作ったら、必ず素晴らしい作品になるでしょう。と言う事です。
昔の話ですが、私が映像プロデュースの仕事をしていた時代を思い出しながら、筆者でおられる磯﨑会長の生涯を頭の中で映像化し妄想していました。
ん。。。
NHKの朝ドラの主人公はヒロインですよって❓
いずれにせよ、2023年夏。
素晴らしいビジネス書に出会いました。
自動車販売、整備に関わる皆様はこの書籍を是非手に取ってみて下さいね。
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