人生は、困難の連続だと思う。


自分ではどうしようもできない事にぶつかったら、

日頃の自分の行いを振り返る。

普段は、スルーしているような事でも、

困難の前には明確になる。


まだそれが自分に降りかかるようならいい。

だって、自分のしたことが、自分に返ってくるだけなのだから。

でもそれが、家族や愛する者たちに降りかかると、

人は、途端に弱虫になる。

「どうして?」「何故なの?」と問うてみたくなる。


生きていると、決して楽しいことばかりじゃない。

喜びと同じくらい、苦しいことにも、悲しいことにも直面する。

誤解されて、悲しい思いをしたり、裏切られて悔しい思いをしたり、

色々な感情を経験して、人は大人になっていく。


人生は、一生死ぬまで勉強なんだと思う。

この年齢になっても、悩みは尽きないし、

大好きな友との別れもあった。


すれ違いや、ちょっとした言葉のニュアンスでお互いに誤解を生み

埋めることのできない距離感が生まれたりもする。


私の大好きな友達の愛犬が、癌になった。

それも、2つの違ったガンに冒されている。

辛い状況の中、彼女は私に連絡をくれた。

突然の報告に、私は狼狽え、彼女よりも私の方が泣きそうだった。


私の娘、うーちゃんが4度の死線を彷徨った時も、

ずっと見守り、励ましてくれた友達。


「家族のみんなが良い方向へ向かい、落ち着いた頃を見計らったようにあの子は病気になった。家族みんなの厄をすべて、あの子が背負ってくれたような気がするの。それがとてもたまらないの。」

そう、彼女は辛そうに言った。


『そんなことはないよ、考え過ぎだよ』って、普通は言うのかな?

でも、そんな気休めは私には、とっても言えなかった。


だって、私も同じ気持ちだったから。

うーちゃんが闘病していた時は、同じことを思っていたから。

これは、家族にしか到底わからない感情です。

そうじゃないよって言われても、心が軽くなるもんじゃないんだ。


なんていうのかな・・・

わかるんだよね、本当に。

みんなに我が家の事情や、その時にあったことなんかも、

そんなに事細かくはここには書いてない。(悪い出来事はね)

それぞれの家族の色んな事情が、日常にはあると思う。


常日頃から、「愛犬は飼い主の心を写す鏡」だと私は思っています。


飼い主のその時の心の機微を、

それはそれは、飼い犬たちはストレートに受け取っていると思う。


自分が落ち込んでいると、飼い犬が不調になる。

それは、我が家も同じこと。

そういうことはね、すごく感じるものなの。

私も、娘たちが少し不調になったら、

考えれば思い当たることが、いつもあるの。

「あっ、これだわ~」

「あ~~~自分がこんな気持ちだったからだわ~」と、

気付いたら反省し、打消し、信じ、マイナスの心をすべてプラスに変える。


そうすると、不思議に愛犬の調子も良くなる。

私が(パパもね)笑顔だと、みんなが笑顔でいられる。


そんなことを繰り返しながら、私はいつも愛犬に助けてもらっています。


「愛犬が悲しむような人間になりたくない。」


そう思うと、不思議に少しだけ良い人になれる(笑)


心と体は、連動しているんだよね。


ほら、人間にもあるじゃない?

何か一つの事を集中してやっている時は、

気が張っているから大丈夫なんだけど、

それが一件落着したり、無事に終わったりすると、

緊張が解けるからか? 体調を崩したり、風邪引いたりするじゃない?

あれと同じなんだと思う。


大切な友人の愛犬は、今、

「扁平上皮癌」と、「メラノーマ」という

憎き二つの癌と闘っている。

その子は、黒ラブ、名前は「なつちゃん」13才半の女の子です。


彼女(なつちゃん)の飼い主さんは、愛情深い人です。

今回の愛犬の病状についても、本当は気付いた所から

ブログに書いて、少しでも他の子たちのお役に立ちたいと思っています。

でも、一行も書けない。

なつの病気が、少しでもみんなの役に立つならと、

こういう状態になって、変だな?と思ったら、

みんなにも早く気付いて、病院に連れて行ってあげてほしいと、

そう、思っているのです。

でも、どうしても、書けない。


そう、なっちゃんの飼い主さんは、言っていました。


いいんだよ、みんなのためだとか、そんな事は考えなくてもいいんだ。

書けないというのは、今はその時じゃないから書けないんだよ。

今は、そんなことする必要ない時なんだよ。

今は、そういう時間もすべて、なつちゃんのために使うべきだと

きっと、神様が言っているのでしょう。

(書ける時がきたら、自然に書けるよ、その時を待って。)


今は、全力で愛犬を守るべきなんだよ。


私はそう思うよ。

周りの事なんか、何も考えることなんかない。

こんな時に、良い人でいる必要なんかない。

自分の娘が、もしかしたら・・・という急な病に倒れた時、

みんな、なりふり構わずできることは何だってしてあげようと思うでしょう?

それが当たり前、それで良いんだと思う。


今は、何も考えないで、これからのなつちゃんに何がしてやれるか?

それだけを考えて、やっていこう!


少しでもなつちゃんが楽に笑顔で暮らせるように、

美味しい物も沢山食べられるように、

そして、何よりもラブらしくいられるように、

余命なんてね、いくらでも吹き飛ばせるんだよ。

色んな子が、それを証明してくれてるじゃない。

だから、大丈夫だよ。

なつちゃんの生命力を信じてね。


1か月が1年、1年が2年、2年が3年、

今の絶望を、「希望」に変えるんだよ。

「なにくそ、今、こんなことで、奪われてなるものか!」と、

命に食らい付け!!!(いや、ここは笑うとこじゃないけどね)


飼い主が強く願えば、奇跡は必ず起こるんだよ。


チームクマンの娘たちも、山口に向けてパワーを送るよ。


クリスマスになつちゃんが帰ってきたら、

家族みんなで、新年を迎えられるように・・・

ここからが、スタートだよ。



「なっちゃん、ちゅいてきて!」

  『なっちゃん、うーちゃんにちゅいてきて!』

      『迷子になったら、ダメよ。』