この時私は、環境を変えようと思い立ちました。
職場も、私にはあっていなかったので、医師に現状を話し「今は、うつ状態だと思うので続けられません。」と、伝えると、「君が、かね!」と、返事が返って来た時には、周囲にはやはりわからないくらい、笑顔でいたのだろうと情けない気持ちになりました。
私は、無意識レベルで、怒りや不快や悲しみを隠す癖があるようです。
職業病と、これまでの人生で培われて来たものでしょう。
無理する傾向が強いので、私が落ち込んでいても、ほぼ誰も気づきません。この時は、家族に出せたので良かったのかもしれません。
子どもたちには辛い思いをさせてしまったけれど、私は、子どもたちの笑顔のためならどんな時でも、必ず力強く立ち上がります。
仕事を辞め休息して、ゆっくり考えました。
これまでも、妊娠・出産・子育てなど家庭の都合で、何度も転職していましたが、今回は、初めて自分の都合での退職を経験しまいた。
ケアマネージャーの受験も迷いましたが、次の就職にも有利になるためと、自分が笑顔でいるために、この挑戦が必要でした。
トイレやリビングに張り紙をして、人生で一番集中して勉強しました。
でも、いつの頃からか、やり始めるとトコトン集中して何も見えなくなります。
受験直前は、家事は、ギリギリやっていました。
面白くない現実から逃げ出したかったのでしょう。
本音を言えば
「努力してやっと、なりたい自分を実現できそうになりかけているのに。今やめると、またできない自分になる。また、夫に馬鹿にされる。子どもたちに誇れる母になれない。」
そんな、焦りや不安のようなものがありました。
今だから気づけます。
そんな風に感じてはいたけれど、気づかないように言葉にしないようにしていました。
『私は、何があっても笑っていよう。私の心がつぶれないように、絶対にくじけないように。そこには、家族への想いが確かに在りました。私の心がつぶれないように、絶対にくじけないように。』
それが、家庭を守る私の一番のミッションです。
この時の私には、他の方法は思いつきませんでした。