お盆に次男に逢いに行った時に、随分前の話になり、別居したて頃の事を一緒に想い返しました。

 

 

「お母さんは、あの頃、本当に生きた心地じゃななかった。とことんギリギリまで頑張ったのは、子どもたちを傷つけることになって悪かったと思う。けど、死ぬ一歩手前の限界まで頑張ったけん。悔いは一つもない。」

「別居した後は自分でもビックリするほど肩の荷が下りて、こんなに重たい荷物を持っとったんやと思った。」

「今やから言えるけど、底知れぬ解放感やった。」

 

すると息子はすかさず

「その重荷は俺たちが背負った。むちゃくちゃ重たかった。」と言われてしまいました。

もちろん、嫌みなどではなく、心からの素直な想いを話してくれました。

 

想い返せば、次男は何とか家族を戻そうと、夫婦の間を行き来していました。

もちろん、私も最大限努力しました。

これは、胸を張って言えます。

 

そして、決して自分の重荷を下ろすためだけに離婚を決意したのではないことも、胸を張って言えます。

あの時、私に考えられる修復する方法は、全て試みました。

家族全員の事を考え尽くしての決断です。

そのことは、一緒に暮らしていた次女と次男が一番知っています。

 

 

優しくて気遣いの得意な次男が、このタイミングですかさず、本心を言葉にしてくれたことは、私のとってはある意味意義のある事です。

昔なら、いえあの頃はきっと言えなかった気持ちです。

随分遅くなったけれど、聞けて良かった。

 

そして、私は子育ての宿題ができてなかった事を謝りました。

「辛い思いをさせてごめんね。あの時は、あれ以上の事は出来んかった。」

 

息子は「そんな事は分っとるよ。せめてるわけじゃないよ。」と。

 

息子の心のしこりが小さくなることを祈るばかりです。

そして、共に荷物を背負ってくれたことに感謝するばかりです。

 

両親に感謝することも大切ですが、私は、体験談を書きながら、日々子どもに感謝することは忘れたくないと深く心に刻んでいます。