景子は、髪の毛が抜けながらも最後まで登校し、中学を卒業し公立高校へ進学しまいた。

進学しても、髪の事は気になりましたが、一番ひどい時よりは少し改善されました。

 

最初は普通に登校していましたが、時々、教師や他の生徒の不満を漏らすようになっていました。

 

ある時、「お腹が痛い」と学校を休みました。

忘れた頃に「頭が痛い」と欠席、次第にその頻度は増えていきました。

 

そのうちこれは不登校になりかけていると気づきました。

「なぜ、学校に行けかないのか」尋ねると、本当に体調が悪いと言い張りました。

 

私は、半信半疑ながら、どうにか学校に行ける方法を考えあぐねていました。

そして、体調不良でないことは、景子の態度と普段の生活でわかりました。

 

常にイライラしていて、声をかけるのもはばかられるほどでした。

部屋からほとんど出てこなくなり、私が部屋に入るのも嫌がりました。

部屋はどんどんひどい状態になっていきました。

 

もちろん、勉強机の上もモノがあふれていて勉強どころではなかったので、成績も下がっていきました。

反抗期の延長…とも思えましたが、それは、私が事態を避けたかっただけでした。