次女に言われます。
ある時から、お母さんはお母さんじゃなくなった。
母である私が、気丈に耐えながら色んなことがあって、とうとうどうしようもなくなって取り乱し、怒鳴ったり泣きじゃくって混乱した姿を見た時。「あぁ~、この人も一人のただの人間なんだ。お母さんという役の人じゃなかったんだ。」と、思ったと。
少し寂しかったっけれど‥
「私と同じように苦しんだりする人間なのに、こんな事も耐えて、これまでやってきたんだと思ったら、お母さんでは無くなった。」
「同じ人間なのに、そこまでできるんだと思った。お母さんではなくなって、神様になった感じ。」
「路肩にいるお地蔵さんのように、通りすがりに願い事が無くても思わず手を合わせたくなる気軽な感じ。」
「何かあったら必ず助けてくれそうな存在。」
そんな素敵な言葉を頂きました。
でも、私は神様ではありません。
娘に辛い想いをさせた原因の一片を、担っているのですから。
でも、必死だったことが認めてもらえたことは有難いです。
自分がダメなことも良く知っていますが、あの時努力したことも、おかしな話ですが‥
他人事のように、自分を尊敬しています。
だからと言って、素晴らしい人間でもありません。
天然だし隙間だらけの人間です。
誠意を尽くし、限界までたどり着けば、親である存在を超える事ができる。
それが、良かったのか?悪かったのか?
ずっと悩んでいましたが、娘の一言で良かったのだと思えました。
わざわざ苦労する必要はありませんが
困難にぶつかった時は、誰かのために懸命に努力してみる時があってもいいのかもしれません。
紛れもない信頼と出逢えます。