それでも、娘に言えなかったことが一つあります。それは、プレゼンの事です。
締め切りまじかになって、親子で不安定になり、どうしようもありませんでした。
特に私は、『不登校克服コーチ』として、プレゼンするのです。
それなのに…これじゃ克服なんてできてない。嘘つくことになる。
どんな顔で、どんなプレゼンができるんだろうか…理想と現実のギャップが、私の手足をうばいます。
さすがに、この事は、誰にも言えませんでした。
頭の中が真っ暗にないりました。黒一色。
嘘つき。理想の自分が消え去りました。
これでは、プレゼンは作れません。たくさんの方が手伝って下さったのに。
頭の中を、体中を、小さな虫がもぞもぞと這いまわるような、不快感が続きました。
痛みでも苦しみでもない。行き場のない不快。不愉快感。違和感。
身体の中だから、24時間ずっと続きます。眠っている時も。
細胞は縮み老化しながら、虫がもぞもぞと這いまわる。
それなのに、私はどうしてもやめられません。
涙もでないほど暗い二人の娘の顔。凍えるように縮こまり小さくおびえる姿が見えます。
助けに行かずにはいられません。
やめられない。やめられない。