さて、元のストーリに戻ります。
この後から、娘は引きこもりがちになりました。
夫は、ずっと苛立っていました。
苛立ちと怒りの塊でした。
人間じゃない。
それが、とうとうピークに達しました。
夫は何も言わない次女に対し憤りをぶつけました。
そのセリフは、文字に知るのも、はばかられるような内容です。
言えません。
書けません。
私は、娘をかばうように体に覆いかぶさりました。
この時、生まれて初めて殺してやりたいと、心の底から思いました。
そして、娘は家から飛び出しました。
私は娘を追いかけました。
彼女は、絞り出すような声で「お父さんを……。」と、微かな声でつぶやきました。
この時、私の覚悟が決まりました。