私は20年近く、精神科で看護師をして、患者さんは、「死にたい」を連発します。
不登校になった二人の娘に、「死にたい」と、10年以上言われ続けてきました。
私自身も、数年前に初めて「死にたい」と、思う時がありました。
たくさんの「死にたい」に直面し、考えたり思ったりしたことを、あくまでも私の経験上での言葉で綴ります。
一言で「死にたい」と、言うけれど様々なタイプがあります。
最後に、私が感じとり想ったことは、「死にたい人などいない」と、いう事。
あたりまえの事ですね。
自殺者が3万人もいるのだから、「そうじゃないでしょう」と、言われそうですが。
実際に、帰らぬ人になった方にも出逢ってきました。
その事も踏まえて、私の中の答えは、「死にたい人などいない」
死ななければならないほど追い詰められたリ、価値が無いと感じている人がいる。
事実があるというだけです。
でも、考えて。考えて。
たくさんの愚かな行い。
迷惑行為・大失態・損失体験…それにはきっと大いなる価値があると私は思います。
もしかすると価値がないのかもしれません。
でも、それだけの存在の人がいるのでしょうか?
そんなはずがありません。
人間は社会は、うまくできています。
多大な迷惑をかけた人は、あなた(私)を、許してはくれないかもしれません。
一生、恨まれれうかもしれません。
しかし、多大な迷惑をかけた人は何人ですか?何十人・何百人・何千人ですか?
何十億人の何分の一の人の事で、大切な自分の命を、捨てようとしていますせんか?
都合が良い事に、人は自分が迷惑をこうむった人間には憎悪を感じます。
でも、対象が自分でなければ他人事です。
これを、利用すればいいだけです。
失敗は誰にでもあります。もちろん私も毎日失敗の連続です。
でも、生きていると成功もできます。
失敗に報いる事もできます。
それができなくても、大丈夫。
他人に感謝する事はできます。「ありがとう」と言うだけです。
他人に役に立つ事も、ゴミを拾うような些細な事から始めればできます。
あなた(私)のできる事は、世の中に溢れています。
価値がない人間だと思うのであれば、価値のある人間だと思える自分になればいいだけです。
【死にたい人など一人もいない】
これは、今の私の答えです。
だから、誰にも自ら命を絶つような事は、してほしくありません。
これは、私だけでなく多くの人の心からの願いでもあると思います。
一緒に生きていきましょう。
失敗しながら感謝しながら、ほんの少しお役に立てるように。