こんにちは!みはるです。
このブログでは”競技活動支援および情報発信事業”の一環として、
夫婦のトライアスロン活動や家族の出来事など、Team HSMTの日常を発信していきます。
「【2週連続総合優勝!】長良川ミドルトライアスロン2025レポ|コース・戦略・補給まとめ」
今回は、2025年5月25日に岐阜県海津市で行われた、長良川ミドルトライアスロン102についてです。
サポートアスリート(夫)が総合優勝を果たすことができました。
以下、大会レポートをお楽しみください♪
https://youtube.com/shorts/AN7xgCKuBbg?si=1KczCub7i0ED8kS7
1.初挑戦!長良川ミドルトライアスロン
前週の横浜トライアスロンで総合優勝を掴み、いい流れのまま挑んだ今大会、2025長良川ミドルトライアスロン102。
狙うはもちろん、2週連続の総合優勝。
今回のレースは、前日の大雨の影響で水没箇所が多数発生し、バイクコースが80→60kmに短縮された。それでも、レース当日には雨が止み、昼からは晴れ間が見えた。
雨予報を覆す晴れ男晴れ女夫婦のパワーが発動した!!
注目選手には、昨年の覇者・石田選手、一昨年の優勝者・藤井選手、強豪の森田選手などが名を連ね、ハイレベルな展開になることが予想された。
この記事では、当日の気象状況やコース変更の背景から、各パートのレース展開、補給戦略まで、詳細に振り返っていきます。
2.スイム🏊 31:28(1位)
当日の気温は低めだったものの、水温自体はそこまで冷たくなく、アップの段階で「横浜と同じくらい」と感じた。
スタートは苦手なフローティングスタート。バイク・ランが速い選手が多く集まるこの大会では、スイムである程度リードを取っておきたかったため、最前列からスタートを選択。
スタートダッシュ時点で、同じくらいの泳力の選手は数人程度だと分かり、序盤からバトルを避けてイーブンペースを意識して展開。1周目の終盤では韮澤選手と並んで上陸。
ここで問題が発生。コーンを回って2周目に入るところで、コースを一部ミスしてしまい、誤って通り過ぎてしまった。1つ後ろのウェーブの選手に止められて気づいたが、この時点で2人に抜かれてしまう。
2周目に入ってすぐに追いつき、再び前に出る形で韮澤選手とタンデムスイムに。無理に離さず、確実にリズムを維持することを意識。
2周目終了時にはうまく陸上へ先に上がることができ、スイムラップ1位を獲得することができた。
ちょっとしたミスはあったものの、冷静な判断と持ち直しで良い流れを作ることができたスイムだった。
3.T1(トランジション🏊→🚴)
ミドルディスタンス以上の距離では、トランジションでバイクジャージを着るようにしている。
その分、どうしても時間がかかるのは承知の上だったが、ここで石田選手に先行されてしまう。
とはいえ、焦らず冷静に対応。
ウェアの選択は快適性と後半のパフォーマンスにも影響するため、今回もこのスタイルを貫いた。
とはいえ…やっぱり半袖のトライスーツが欲しい。
ここはもう、サポート案件ください!!(笑)
4.バイク🚴 1:32:57(6位)
前日の大雨の影響により、予定されていた80kmのコースは60kmに短縮され、5km×12周回のコースへと変更された。
それでも水没している箇所がいくつかあり、バイクパートは安全最優先の判断を意識しながら走る展開となった。
序盤で石田選手に追いつき、ドラフティング範囲外で後方につきながら展開。しかし、4周目あたりで石田選手の動きが明らかに変わり、本調子を取り戻してきた印象。気を抜いた瞬間に差が開いてしまった。
石田選手は前週に風邪をひいていたという話をあとで聞いたが、ここで本来の走りが出てきたようだった。
加えて、バイクに参加する選手が増えてきたタイミングとも重なり、コース内は常に前後に人がいる状態に。視界的にも空間的にも制限が大きく、追いかけようにも動きづらい展開が続いた。
正直、これでドラフティング違反を取るのは無理があると思う(笑)。
中盤で韮澤選手に抜かれ、そのまま後方でついていく形に。
さらに10周目あたりで藤井選手にも抜かれたが、幸い1周差があったため、なんとかなるとその時は思った。
終盤になると風が強まり、スピードの上げ下げやパワーコントロールが難しい状況に。
残り2周は脚の疲労を意識しながら、無理なく踏んでランへつなげる判断をした。
5.T2(🚴→🏃)
バイクを終えた時点で、前方には石田選手と韮澤選手の2人。
石田選手の姿はすでに見えなくなっていたが、韮澤選手とはバイク終盤まで一緒だったため、トランジションで一気にパスすることができた。
ランに向けての切り替えはスムーズ。
脚の状態も悪くなく、落ち着いた流れで勝負の最終パートへ突入することができた。
6.ラン🏃 1:17:51(1位)
ランは4kmを5周回するコース。周回ごとに前後の選手が確認しやすく、ペース配分と戦略が重要になる設定だった。
スタート直後の状況は、前に石田選手(およそ30秒差)、すぐ後ろには韮澤選手という展開。
韮澤選手のラン力が読めなかったため、最初は4分/kmで様子を見る作戦に。
実際には1km通過が3分45。思っていたより速い入りだったが、後ろから追い抜かれる気配はなかったので、そのままペースを少し落とし、2km通過は3分53。
最初の折り返しから少し進んだ地点で、前を走っていた石田選手をキャッチ&パス。
ここでトップに立ち、あとは無理をせず、3分50〜4分/kmでコントロールしながら走るプランに切り替えた。
4周目まではこの設定ペースを維持。余裕はそこまでなかったが、崩れる感じもなかった。
ラスト5周目、上げられそうな感触はあったものの、「ここで無理をして潰れるのが一番まずい」と判断し、最後の2kmだけ勝負に出ることにした。
まだ少し余力はあり、「もう少し出し切れたかもな〜」というのが正直な感想。
そして迎えたゴール。
実は最後の最後まで「どうやってゴールテープ切ろう?」と悩んでいた(笑)。
結局何も決めきれず、なんとも言えない中途半端なポーズでフィニッシュ…。しかもゴールテープをなかなか離してくれず、ちょっとバランスを崩しかけるという申し訳ないオチ。。
それでも、レース展開と内容としては、自分らしい冷静な判断と戦略で勝ち切れたランだったと思う。
7.補給まとめ(3時間半のレースを支えた補給)
🚴♂️バイク中の補給
-
3周回後(約15km):
▶︎ MEDARIST ENERGY GEL
└ クエン酸・BCAA配合、甘すぎず飲みやすい -
7周回後(約35km):
▶︎ FULLSPE
└ 高カロリータイプ、しっかりした粘度でエネルギー持続 -
11周回後(約55km):
▶︎Challenger POWER LIQUID
└ 113kcal / Carb 28.3g / Mg 40mg
風が出てきた後半でも脚を持たせられた要因の一つが、この補給タイミングと種類のバランスだった。
80㎞になった場合あと1つプラスで何か補給かなあ。
🏃♂️ラン中の補給
-
2km地点:
▶︎ MEDARIST 塩GEL
└ 33kcal / Carb 8.2g / K 200mg / Mg 30mg
→ 早い段階での電解質補給と集中力維持に◎ -
16km地点:
▶︎ Mag-on エナジージェル グレープフルーツ味
└ 120kcal / Carb 30g / Mg 50mg / Caffeine 25mg
→ 終盤のガス欠防止+脚つり&集中力キープに効果的
ミドルディスタンスでは「補給も戦略」。
今回はその手応えを強く感じたレースだった。
長良川ミドルトライアスロン2025では、バイクコースの短縮や路面状況の不安定さなど、想定外の要素が多いレースとなった。
決して「完璧な走り」ではなかったけれど、状況に応じたベストな判断ができたという意味では、自分にとって大きな収穫となるレースだった。
これからも、一発の勝負にこだわるより、積み上げた力で勝てるレース運びを続けていきたい。
次のレースは6/8に開催される関東ブロック選手権だ。この大会国スポ、日本選手権の選考レースでエリートレースとなっている。今の自分では戦える位置にいないと分かっているが、久々のエリートレースは楽しみだ!



★.おわりに…
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