できグセ”をつけるために僕がした100と
+1 のこと
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「英語、英語!」という前に…
これまでの30年間の中で、「英語も習っている」という中学受験生は何人も見てきました。
でも、とても残念なことに、その中で、「国語がきちんとできている」という子は、今日まで、ただの一人にも出会えずにいます。
むしろ、どちらかというと、
「国語がマズい、ヤバ〜い」子というのはワンサカいて、「英語なんて習ってる場合じゃあ、ないんじゃないのかな〜??
」と、心配になるくらい。。
なんともフシギな話ですが、厳密に言うと、「国語」と「日本語」は、全く同一ではありません。
外国人が学ぶような語学としての「NIHON-GO(日本語)」というのは、受験科目としての「国語」の中のほんの一部にすぎません。
中学受験レベルと言ってバカにしていていると、ほとんど得点がとれず、ビックリする大人は多いものです。
さて…
まず、入試の長文読解に出題される「文章」は、大人向けに書かれた文章が多いです。
全然、「小学生対象」の文章ではなく、大人が読んでも難解で、テーマも「貧困、戦争、初恋、生と死、いじめ、環境」…等など、多岐にわたります。
また、それぞれ登場人物の「怒り、悲しみ、憤り、後悔、反省、苦悩」…という人の複雑な感情をくみ取れるか、機微を感じ取れるか、を試すために、
「どんな気持ちでしたか?」
「なぜ、こういう言動をしたのですか?」
という設問が並びます。
こういう受験国語に立ち向かうためには、いつ、どんな準備が必要でしょうか?
いくつか大事なポイントに分けて説明していきたいと思います。
上記で説明してきたような内容の文章を読んで、書かれている主旨を把握し、理解するためには、何が必要だと思いますか?
裏から筋をたどれば、すぐに納得いただけると思うのですが、
自分が得意な分野・テリトリーの話だったら、文意も「よくわかる」はずですよね?
自分が、
「行ったことがある」「やったことがある」という「経験したものごと」や、
「見たことがある」「聞いたことがある」という「知っているものごと」であれば、
その文章がグンと「近く」に感じられて、入りこみやすいと思うのです。
逆に、自分が、「興味もない」「経験もない」「知らない」ものごとについて書かれている文章だったら…それだけで、正解率もガクンと落ちてしまいます。
だとしたら…
「知っているものごと」
「経験しているものごと」
を増やすために、何かいい方法はないでしょうか?
実は、とても手軽で、簡単な方法があるのです。
そして、この方法は、「国語が大好き!できる!得意!」な子たちは とっくの昔から取り入れているもので、その効果は確実で絶大です。
その方法とは、「読書」です!
最初に断っておきますと、
たくさん読書している割に、「国語が、いま一つパッとしないなぁ」という子(偏差値55付近)も いることはいます。
「読書量」と「国語の得点・偏差値」は、必ずしも一致しないのです。
でも、「国語ができる・好き」という子は、例外なく「読書好き」です。
ですから、よく読書をしているのに、
国語の成績が今一つ 揮(ふる)わな~い
という子は、「早生まれ」とか 何らかの他の要因が別にあって、「今のところ」未だ成績が良くない、ということにすぎません。
近い将来、必ず、「国語ができる」ことを実感できるようになっていきますので、しばしお待ちください
。
気休めを言っているのではありませんよ?
本のページをめくれば、
昆虫の世界にも、動物の世界にも、恐竜の世界にも、瞬く間に行くことができます。
歴史上の人物にも、世界の果ての人物にも、どんな著名人にも、逢いに行くことができます。
登場人物になり切れば、
王国の中で悪者から姫を救ったり、竜の背中に乗って冒険の旅に出たり、ハリーとともに戦う魔法学校の生徒になったり、自分の部屋のベッドに寝っ転がったまま「経験する」ことが可能です。
「受験のために読書を勧める」気は、僕にはサラサラありません。
「読書」は、受験のためのツールなんかじゃありません。
「読書」は、人が、正しく健やかに成長していくために、より豊かな人生をおくるために、欠かせないものだと思うのです。
読書をするたびに、
視野が広がります。
知識が広がります。
興味・好奇心が湧き起こります。
想像力が豊かになります。
「読書」の醍醐味は、本来、こういうところにあるのです。
夏休み、読書の絶好の期間ですよね!
ナヌ〜?夏期講習で忙しい??
「本を読む時間もない」 なんて、寝言 言ってないで読むべし!
お父さん、お母さ~ん!読ませてくださいね!!

