「がんばる炎の集団」をつくる!
「やればできる!」とよく言いますが、これは事実だと思います。
僕自身「やってもやってもできない子」というのを、未だに見たことがありません。
つまり、「できる」「できない」は、「脳ミソの差」や「能力の差」に因るものではなく、やはり「努力の差」だと僕は思うのです。
しっかり、努力を“すれば(やれば)”伸びていかない理由はないのです。
しかし、その「やれば」が難しいわけです。
さらに、「やらせること」はもっと難しいわけです。
「意志」がともなっていれば、自らが「DO」に動くでしょうが、10歳前後の子にそんな素晴らしいものなんて期待するだけ無駄です。
では、どうやって「やる」という方向にもっていくか?
魔法でもなんでも使ってやらせたいところですが、、、
「環境」ってとても大切なんです。
努力をしない、勉強をしない、と言うのは、あくまでも「家の中」の話です。塾の教室の中、ましてや授業中に「努力をしない、勉強をしない」ということは、まずあり得ませんよね。
だから、まず、塾の中で、しっかり「勉強する」場を作り上げる。
そういう“場”ができてきたら、
次に、その中で培った「習慣」だとか、「場の力」というか「濃いがんばるエネルギーの塊」みたいなものを、“持ち帰って、家庭内でも持続させる”ことができるようにする、ということが重要です。
でも、30人、40人規模のクラスになると、教室の後方の席になるにつれ、先生の目が行き届かなくなることは避けられませんから、真剣にやっていない子もいるかもしれません。
だから、「小さい集団」が理想です。
あまりに小さすぎると、爆発する際の火力が弱いので、ある程度の人数は必要です。教室の列は3~4列ぐらいが適度です。
この「小さい集団」の中に「炎のコア(核)」」が燈りり始めると、もうそれで、その年の入試の結果はほぼ成功したも同然!です。
僕は毎年、この「小さい炎の集団」を作り上げることに専心しているといっても過言ではありません。
この「小さい炎の集団」ができ上がると、クラス全体の「最低点」がググ~ッと上昇してきます。みんながそれぞれの合格に向かって、必死でがんばるので、教える側も生徒も授業がとても楽しくなります。
いいことだらけ ですね。
ただ…
1人でも「ベクトルが違う子」が混じっていると、ダメです💧
“たった1人”でも、です。
「できない子」ではなく、「ベクトルが違う子」。
その“たった1人”がクラスを壊す要因となり、残念なことに「炎」が燈らないまま、となってしまった年もありました。
・よく授業中に、鼻歌を歌っている子や、
・よく宿題を忘れる子、
・よく漢字テストで50点ぐらいしかとれていない子
・追試を受けに来ない子
・追試を受けても50点ぐらいしか取れていない子
こういう感じの子は、進学塾の中においては、「ベクトルがそろっている」とは言い難く、「やればできる」の「やれば」が欠けたままの状態から抜け出すことも困難と言えるからです。
