『しまつして きばる』
どういう意味か?
「きばる」は、「ふんばる」とか「息をつめて腹に力を込める」ということで、“本気で取り組む”という意味ですよね。
「しまつする」とは、何やら物騒にも聞こえますが、その実、「倹約する」、「頭からお尻まで使い切る」、「物事を締めくくる」、ということです。
つまり、
『始末して 気張る』 なんですね。
筆一本、帳面の一枚の裏表隅々まで、無駄のないように全てを使い切って得を出す、まさに商人魂がこもった理念だと思います。
でも、この言葉には、もっと深い意味が隠されています。
今や、情報は掃いて捨てるほど簡単に手に入る時代です。
むしろ、自分にとって不要なもの、有害なもの、間違っているもの、偽物、を的確に見分け取捨選択することが求められています。
書籍も溢れています。
ネットの世界は、制限なしですから、言うに及ばず です。
さて、たとえば受験において、最も“有効な勉強法”とは、どういうものだと思われますか?
いたって、シンプルです。
これ!と決めた問題集を、まるまる一冊ていねいにやり切る。
これにつきます。
一方で、うまくいかない受験生親子は、まず、決められない。
果てしなく迷ってます。。
やり始めたけど、あっちの方が良さそうだ、こっちがいいと誰々が言ってた、と別の問題集へ浮気してしまう。
こっちをちょっとつまみ、成果が出ないから、と
あっちをちょっとつまみ、何か違う気がする、と
そっちを…
そのくりかえし。
10冊をテキトーにやる子より、1冊を擦り切れるまで徹底的にやる子の方が、断然強いです。
ほら!
ここにも、『始末して 気張れ』 が出てきましたよ?
これは、"商いの心得”や“受験勉強”に限った話ではないと思うのです。
恋愛も、仕事も、人生も、同じような気がしますよ?
あなたは大丈夫でしょうか?
情報ジプシーになってはいないでしょうか?
ノウハウ コレクターになってはいないでしょうか?
あれもこれも…も、時によりけりだと思いますが、
一度、腹をくくって、
始末して気張ってみては、いかがでしょうか?
『始末して 気張る』
世界に通用する近江商人の理念
少し意識してみると、良さそうですよね?^^
