男の子と女の子とを、中学受験という舞台で比較した場合、一時期を除いて、ほとんど全場面において女の子の方が光り輝くものです。

それも、「圧倒的に」です。役者がちがうという感じで、男子は、女子と比べられると、全~然お話になりません。

あくまでも中学受験の中に限って言えば、男の子をお持ちのお母様は、最初からハンデを背負われているようなものです。「あちゃ~お気の毒に…」という感じです。

そのせいかどうかは知りませんが、男の子をお持ちのお母様方は、女の子をお持ちのお母様方よりも、早く老けられるようにさえ感じます

男の子と女の子…根本的に違うわけです。

生物学的にももちろんそうですし、大人になってからも、男から見て女は「謎」ですし、女から見て男は「わからない」生物ですよね。(そう言えば、恋愛して、微妙な女性心理について悩んだりしていた若かりし頃が思い出されます。)

だからこそ、その手の書籍が書店に並ぶのでしょうね。皆さんも手にとってご覧になったことがあるのではないでしょうか?
 
さて、話を戻しますが、男の子と女の子は確実に違います。

違いますから、同じ内容を学習するにしても、「同じ学習法」でうまくいくとは限らないのです。

私は、子ども達に学習の指示を出す際、男の子と女の子とでは「指示の仕方」を変えて出していました。たとえ、同じ問題集の同じ内容を指示する時であっても、です。

「雑で、のん気で、明るい」という「入試に不要な3要素」が全部揃っている男の子。。。成績も、低空で、妙に安定しているというケースが多いのも、これまた事実です。

石橋をたたいて渡り(中には、叩きすぎて渡れなくなる「石橋をたたいて割る」子もいますが)、渡り終えた後、必ず後ろをふり返り、自分が通ってきた道のりを確認しながら安心して、また前を向いていく女の子…。

女の子は「指示されたとおりにやってきたものを見せて、褒めてほしい」、というタイプが多い
ですから、なるべく細かく指示を出した方がいいように思っています。

「1日に何問ずつ、ノートにはココとココに線を引いて、こういう風に書き込んでいって、1度目でできていたら赤マルで、解説を読んだり、誰かに教えてもらってわかった問題には、青マルをつけようね。毎週、何曜日には持ってきて見せてね。」…など、細かければ細かいほど、女の子は燃えるようです。

そして、忘れることなく必ず持ってきて、褒めてもらうのをじーっと待っています。褒めてもらうまでその場を離れようとはしません。塾の先生が「宿題のチェック」を忘れることなどは言語道断、女の子にしてみればとても許せる行為ではないようです。

一方、考えただけでため息が出そうになる男子は、まず家に帰り着いた段階で、宿題のことを忘れてしまいます。「毎週の漢字テスト」なども、男子にかかれば、すべてが「抜き打ちテスト」になっているわけです。ダチョウ倶楽部のギャグではありませんが、「聞いてないよー」の大合唱です。

そのくせ、細かく指示されるのはとても嫌がります。窮屈なのは苦手なんですね、男子は。。。頭が痛い話です。

最後に一つだけ…。1行目に書きました「ある時期を除いて」の「ある時期」の説明を含めまして、男子の名誉のためにも「男の子だって、やるときゃやるぜ!」編も、またいつか書かせていただきたいと思います。