第4期生への応援メッセージ =必勝を期す④=

ムサシ様

君とは4年生からのつき合いだね。

君はマニアックな知識を持ってる不思議なオヤジ…あ、まちがえた…小学生だよね。合不合の社会でも「1問間違いの男」だったしね。経済や政治についてのウンチクをたれるその姿は、もはや「素敵なお・じ・さ・ま」だ

さて、剣豪、宮本武蔵を知らない人はいない。でも、「二刀流」とか「巌流島」とかの華やかな光の部分があまりに有名すぎて、その人柄は「恐い」「豪快」「戦術家」などといったイメージばかりが語り継がれている。僕はこう思ってる。本当はきっとすごく「繊細」で「ビビリアン(←結構ビビリやすい人、の意味)」で「寂しかった」んだろうな~って。。。

自分がいつか敗れることへの恐怖感・恐ろしさは、想像を絶するものだったと思う。また、“頼れるものは己(おのれ)だけ”と、自分の経験・技術・力にしか信じられるものを持たず、自分の弱い部分をひけらかすことのできる「誰か」を持てなかった彼の“孤独”は、その立場に立った者にしか理解できないと思う。

君は、ここまで順調にきた。順調すぎるぐらい順風満帆だった。でも、大人の感覚を持っている君は、「いつか、下がってしまう」ことへの恐怖心が増す一方だったんじゃないかな?

追われる者の宿命”だね。何か…君、ムサシに似てるね?

後ろからすごい勢いで迫り来るライバル達の圧迫感はハンパじゃないよね?そりゃ、恐いよ!僕だって恐い!!誰だって恐い。でもね、そこで「心が折れた」ら一気に持っていかれる。心は、絶対に折っちゃいけないんだ。「必死」同士の戦いって、そういうものなんだよ。

君は社会を愛しているんだね。だから「無理やり覚えこんだ暗記」ではない。君の知識は、もう「常識」のレベルまで高まっているんだ。でもね、受験勉強に必要な知識を全部、常識にすることはできない。入試科目は君の好きな社会だけではないし、どうしても「暗記」が必要になってくる。なぜ?「嫌いなものでも、『入試に出るもの』ならやらなければならないから」だよ。

たゆまぬ努力以外に、正体のない恐怖感を打ち消せるものはない
最後にこの言葉を添えて、君への激励としたい。
合格してね!