「お金」も「人」も強くする

オーナー企業のための経営術 №133

 

 

オーナー企業の経営者が

会社と共に資産を残すためのパートナー

福沢光展です。 

 

・・・

 

カレーで有名なココイチが

節税スキームを否認されました。
 
相続税対策が認められず、
5億円の追加納税。
 
なかなかショッキングなニュースと
なっていますが、
 
内容を見るに
ちょっとお粗末なスキームでした。
 
 
でも、お粗末かどうかは結果論です。
 
計画段階では
いいスキームか
お粗末なスキームか
なかなかわかりません。
 
とくに、
スキームを考える人や
当事者になっている人は
どうしても視野が狭くなります。
 
なので、計画の段階で
気づけるようにしておくことが重要。
 
 
どうすれば、
気づくことができるのか?
 
 
次の3つが大事です。
 
1 知識を磨く
2 視点を変える
3 他人の視点をもらう
 
 
なかでも大切な、
1 知識を磨く
を見ていきます。
 
 
今回の場合、
税金の知識はもちろん必要なのですが
それだけでは不十分です。
 
この事案では、
ストラディバリウスという
バイオリンを知っている必要がありました。
 
ストラディバリウスは
名前くらいなら知っている、
という人も多いのではないでしょうか。
 
常識とまではいいませんが
けっこう有名なバイオリンだと思います。
 
ストラディバリウスにもいろいろあって、
値段は数千万~数億円とピンキリらしいですね。
 
 
たとえばフェラーリに
ディーノとか、テスタロッサとか
いろいろあるように
 
ストラディバリウスにも、
ドルフィンとか、ヨアヒムとか
個々のバイオリンに名前がついています。
 
 
そして
ココイチ事案で否認されたポイントは
 
「ストラディバリウスは減価償却できない」
 
というものでした。
 
 
費用にならない、
ということを知らなかったのでしょう。
 
 
このニュースが出て、
え、高い楽器は減価償却できないの?!
みたいな雰囲気が一部にあるようですが、
そうではありません。
 
ストラディバリウスだから、
減価償却できないのです。
 
 
なぜ、できないのか?
 
希少価値です。
もう作れる人がいません。
 
ある意味、唯一無二の宝石のようなもの。
価値が下がらない。減価しません。
 
だから、減価償却はできないのです。
 
そういうことを知っていれば、
スキームが否認されるリスクに
気づけると思います。
 
いろいろな知識が大事ですね。
 
 
そして、
今回のストラディバリウスですが。
 
音楽の好きな人は
価値が下がらないってこと、
けっこうな割合で知ってます。
 
知らないと、5億円の追加納税・・・
 
税金以外の知識も、大事ですね!
 
 
いろいろなところへ行って
いろいろな物を見て、
多くの体験をすることが
経営者や専門家には必要かもしれません。
 
 
あれ?
 
そういえば、ここ数年
海外に行ってないような・・・
 
それは、大丈夫なのだろうか。
 
まずいのではないか?
 
うーん。
 
 
そうだ。
海外、行こう。
 
 
というわけで
年内に、ちょっと行ってこようと思います。
 
 
なぜ、行くのか?
 
 
ここ数年、
どの経営者からも海外の話題が
出てくることが増えました。
 
そんなとき、
まったくわからないのでは
お話になりません。
 
なので、
すべての国には行けなくても
 
ある程度は、
目で見て空気を感じておくことが
今後のために必要だと思うのですが、
いかがでしょうか。
 
うん。必要に違いない(笑)
 
 
留守中は一部の方に
ご迷惑をおかけいたしますが
 
将来的には
何らかの形で還元されますので
あたたかく見守ってくださいませ(^^)
 
 
さてさて、どこで何食べようかな〜♪
 
 

本日は以上です。

 

最後までお読みくださり

ありがとうございました。

 

 

ミッション(使命)は

 

オーナー企業の経営者が

会社と資産を残すためのパートナーとして

会社の「お金」と「人」を強くすること。

 

 

■ 事業承継が成功する戦略策定

■ キャッシュフロー経営

■ 業績のあがるチームづくり

 

 

を社外の経営幹部として

サポートしています。

 

 

ファミリービジネスパートナー

福沢光展(ふくざわみつひろ)

 

・(株)ワオンコンサルティング 代表取締役

・税理士

・認定経営革新等支援機関

 

 

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