「お金」も「人」も強くする

オーナー企業のための経営術 №132

 

 

オーナー企業の経営者が

会社と共に資産を残すためのパートナー

福沢光展です。 

 

・・・

 

ある税理士から、相談がありました。

 

オーナー企業の株価計算について

ある人から相談されたので

決算書を見て、意見を聞かせてほしい。

 

という感じでした。

 

相談の相談(笑)

 

 

この税理士は

お互いの案件を相談できて

貴重な視点をもらえる

ありがたい仲間です。

 

知識のしっかりしている人なので

単純な話ではないんだろうなと

思っていましたが

 

やっぱりそうでした(笑)

 

 

株の評価の話になったのは

M&Aで会社を売却するかもしれない

という理由のようで。

 

M&Aは本当に増えていますね。

 

 

税理士の世界では

「評価」といえば、財産評価のこと。

税法のルールによる評価です。

 

 

しかし、M&Aのときは

税法の財産評価とは違う「評価」をします。

 

不動産に詳しい税理士なので

「不動産鑑定と同じような感じです」

と伝えました。

 

そして、売り手の会社が

どのようなことを明確にする必要があるかや

 

どのような手続きの流れになるかなどを

お伝えしたところ、

 

「うーん・・・」

となってしまいました。

 

まいったな、言いにくいことを

(相談された人に)指摘するのか・・・

 

という感じです。

 

 

本当の問題は、ここにあったんですね(笑)

 

 

目上の人だから、

カドが立つような話をしたくない。

 

でも、相談されたからには

きちんと答えないといけない。

 

何を話せば、

言いにくいことを言わずにすむか。

 

 

なぜか最近は、

こんな感じの重い状況で

何を話して、どう進んでいくか

みたいな相談がポツポツきます(笑)

 

 

今回はどのようなことを

お伝えしたかというと、

 

言いにくい部分を

ピンポイントで指摘するのではなく、

 

仮にM&Aが進むとしたら

どのようなことが行われるかの

全体像を答えるというアイデア。

 

税務とは違う概念がメインになるので

税務・会計リスクや法務・労務リスクの

確認のため、このようなポイントがある。

このような手続きを進めていく。

 

などの一般論をお伝えすれば

指摘しなきゃと思っていた部分は

言わずとも気づくのでは?

 

という感じです。

 

 

たいしたアドバイスではないのですが

物事の当事者になってしまうと

「これしなきゃ」みたいな思い込みが入ったり、

全体が見えなくなりがちです。

 

私はついつい

一人で突っ走ってしまうところがあるので

 

あらためて、

第三者の視点を得ながら

慎重に進めるスタンスを

学ばせていただました。

 

和やかに進みますように。

 

今度なにか迷ったら

私からも相談させていただきますね!

 

 

本日は以上です。

 

最後までお読みくださり

ありがとうございました。

 

 

ミッション(使命)は

 

オーナー企業の経営者が

会社と資産を残すためのパートナーとして

会社の「お金」と「人」を強くすること。

 

 

■ 事業承継が成功する戦略策定

■ キャッシュフロー経営

■ 業績のあがるチームづくり

 

 

を社外の経営幹部として

サポートしています。

 

 

ファミリービジネスパートナー

福沢光展(ふくざわみつひろ)

 

・(株)ワオンコンサルティング 代表取締役

・税理士

・認定経営革新等支援機関

 

 

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