年の瀬が迫ってきた。

12月も間もなく終わる。

 

僕は今日は自宅で執筆をしている。

 

 

 

実はこの1週間は、仕事部屋で仕事をしていないのだ。

もちろん毎朝、掃除と神棚を整えに行くけれど、その後は自宅に帰って仕事をしている。

 

理由はシンプルだ。

自分の家にいる方が、ポカポカと暖かく居心地がいいから。

この一週間は底冷えする気温だった。生活していない空間は、やはり温まるのに時間がかかる。

大事な年末に風邪などひいていられないから、底冷えする日は自宅で執筆を進めた。

 

また、実はたまにあることなのだけど、妻の調子がイマイチだった。

最近、喪に服するほどではないけれど、とある親族が急に逝去した。

生と死を人一倍感じる彼女なので、もしかしたら少し疲れたのかもしれない。

 

また、島根から友人夫婦が遊びに来てとても楽しかったこともあったのだろう。

うちの妻は、祭りの後の寂しさが嫌で、祭り自体をしないという人なのである。

しかし、島根からの来客は、それはそれは祭りのように楽しかった。

様々な感情が入り乱れたのかもしれないなと、僕は思う。

感情の起伏というのはとても疲れるものだ。だけど、人間である以上、感情はある。

12月はただでさえせわしなく動く月で、そこに各種イベントが盛りだくさんだったから、いつもは冷静な彼女も少し疲れたのかもしれない。

まぁ別に、僕が傍にいなくてもいいのだけど、寒い日々だったし、そんなこんなも重なって、僕は妻と共に過ごした。

共に仕事を進めたり、競馬場に行ったり、夜はいつものようにお酒を飲んだりした。

イマイチだといっても、暮らしは成り立つ。

 

もう一緒にいて、20年になる。

人生の半分近くを妻と過ごしているなんて、なんだか不思議な感じだ。

僕は18歳で気仙沼の実家を出たから、実家で過ごした月日よりも長くなった。

毎年12月になると、出会った時の年末を思い出す。

結婚したら、これまでのような自由な年末年始を過ごすのは難しくなるだろうなと思っていたのに、独身時代よりも自由な年末年始が待っていた(笑)。

それから20年。僕たちは当時とあまり変わらず、自分たちが楽しいと思える形で年を越すだろう。

 

そして、僕の上の弟ファミリーが、間もなくアメリカに行く。しばらくは戻ってこれないそうだ。

フライトが刻々と近づいている。

元気でなと、願う僕がいる。

どうかあっちの地で、安全に楽しく暮らして欲しいと思う。

 

下の弟ファミリーは、お正月宮城に戻ってくるようだ。

姪たちにお年玉も贈った。いいお正月にして欲しい。

 

うちは妻が、きっと明日か明後日あたりから元気になるはずなので、それまでは焦らず自然にできることをして過ごすだけだ。

 

12月。

バタバタしつつも、ちゃんといろいろこなせている。疲れたら休めばいいし、少し休めばまた元気が出てくる。

今夜は仕事を早く切り上げて、ゆっくりお風呂に浸かり、早く休もう。

僕も自分のことを大切にしようと思う。

良い作品を書くために。いい本をこの世に生み出すために。

 

12月あれこれ。

 

皆さんも、どうかゆっくりできる時は休んでください。うちのワカさんも、休み休みやっています。

ホッと一息、大切ですよウシシ

 

 

 

 

 

 

 

 

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(令和5年3月14日 産経新聞朝刊)

 

 

 

 

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