本日8月8日発行の

まぐまぐメルマガ手紙

 

僕のコラム、

「盲導犬の救われるお話」にすさまじい数の反響を頂きました。

実際に盲導犬に携わっている方や、介助犬のお世話になっている方からもお礼の連絡まで。

有料メルマガでここまでの反響、初めてじゃないかな。

いや、こちらこそありがたいです。

 

中には、友人知人にも読んで欲しいけど有料メルマガの記事ですから自分の言葉で伝えることにします・・・という方もいらっしゃいました。

そうなんですよ。僕らのファンの方って、みんなその辺わきまえてくれていて、本当に助かっているんです。

でも、開運アクションとかではなく、あくまでも僕の「コラム」なので……。

このコラムに限って、特別にこちらで公開することにしました。

これならみんな、気兼ねなくご紹介できるでしょウインク音譜

社会に役立つことは広げないとね。

 

ぜひとも、ご覧くださーいパー

 

 

☆コラム
「盲導犬が教えてくれたこと。裏側で聞いた救われる話」

ブログやInstagramでもご報告しましたが、7月30日のトークショー&サイン会の皆さんの参加費の一部を
・日本赤十字社
・公益財団法人,日本盲導犬協会
に寄付してきました。
これまでは日本赤十字社への寄付だけでしたが、今回は早いうちからワカさんの提案で日本盲導犬協会にも寄付を決めていました。
毎回、赤十字だけだと一カ所集中になっちゃうので、何気に他も探していたんですよね。
そして、最近よく訓練中の盲導犬と会うんですよ。で、
「盲導犬か……。ツテはないけど問い合わせてみよう」
となり、ワカさんが春に仙台訓練センターに直接連絡し、寄付を提案。
(赤十字と違って寄付の手続きがちょっと難解で、書類のやり取りがたくさんあるから打合せが必要でした)
そしてサイン会当日は、
「友達から寄付を預かってきました。これも上乗せしてください」という方々もいて、そのことを近況やブログに書きました。
ちゃんとお届しましたよ、という報告もしたかったから。

なんで盲導犬?と聞かれれば、まあやっぱり動物好きだからでしょうねえ。シンプルに。
なんせワカさんは子どもの頃からウサギやハムスターに小鳥、そして物心ついた頃からずっと猫と共に暮らしてきたし、結婚後は馬と共に生きてのは皆さんもご存知の通りです。
かくいう僕も、実家の隣の本家の祖母が「コロ」という犬を飼っていて、共に暮らしていました。
散歩にもよく連れて行ったなあ~。昔は今みたいなシャレたドッグフードなんてなかったし、田舎だったから茶碗にご飯を盛って残った肉や魚を乗せて味噌汁をかけて、僕が「コロ~、ごはんだぞ~」って運んでいましたね。
懐かしいなあ~。
まあ、僕もワカさんも生き物が好き。
だから人間のために働いてくれる盲導犬と、それを支える人たちの活動の役に立ちたいと素直に思ったのが動機でした。
イベントにマジックで花を添えてくれたマジシャンルパンが社会福祉法人,日本介助犬協会に協力していることもきっかけのひとつでしたね。
(介助犬は、手や足に障がいのある人の日常生活動作を手助けします)

ただ、ここだけの話なんですが。
寄付を申し出ていろいろ手続きをしたわけですが、僕、ひとつだけ不安があったんですよ。
(大丈夫かな……?)って。
僕もそうだけど、特にワカさんは動物本位で考えちゃうことがあるから。
人間のために「義務」として働く犬たちを見たら、その健気な姿勢に辛いというか切ない気持ちになるんじゃないかって。
僕らも「義務だから」とか「やらないと叱られるから」という気持ちでする仕事や作業って嫌だし、現場に行っていろいろ見てしまったら良くない気がした。
なので、寄付金を渡したらソッコーで帰るためにあえて事前連絡せずに行ったんです。

ところが、やっぱり案ずるより産むがやすしですねえ。
そんな心配、必要なかった。
むしろ、「余計な心配をしていた僕たちの思い上がり」と気付かされたんですよね。
話が高じてかなり深い部分に触れた時のこと、スタッフの女性が
「盲導犬たちは、人間のため、誰かのために頑張らなきゃなんて思ってないと思うんですよ。
一緒にいるその人が好きだから、褒められたいからちゃんと理解して動くんです。
嬉しいことがなければ犬は言うことを聞きません。
私たちもそういうふうに訓練しているんです。もちろんそれはなかなか世間に伝わらないけど」
穏やかに、楽しそうに、そう言って笑ったんです。
(あ、そうなのか。なんか、よかった)瞬間、そう思いました。

盲導犬は義務でやっているんじゃない。
その人が好きだから。
好きな人に褒められるのが嬉しくて、頑張っている。
それを聞いてね、僕すごく救われた気がしたんです。
たぶんこれって、多くの人が勘違いしている部分なんじゃないかなあ?
実際、盲導犬は誤解が多いそうです。
ほとんどの人が、盲導犬は完璧なロボットみたいに思ってる。
人間にひたすら忠実で、義務のためにただただ働いている。
そんな存在だと思っている人が本当にたくさんいる。いや、ほとんどかもしれない、と。
だから盲導犬を見るたびに、
「人にために働くなんて偉いわね」
「あんなに忠実に働くなんてすごいなあ」
「だけどなんだかかわいそう」
と思われる。
そういうイメージが先行しているのは事実みたいです。実際に僕たちもそうでしたから。
たしかに盲導犬は、ご主人(盲導犬ユーザー)の言うことに従ってさえいればいいわけではありません。
目の不自由な主人が、「行け」と合図を出したとしても、危険だと判断したら止めなくちゃならない。
ちゃんと指示に従いつつも、主人のわからない部分をカバーする役目も担います。
だけどそれは、ただ自分がやりたいと思ったからやっている。
好きな主人に褒められるために。喜んでもらうために。一生懸命に頑張っている。
自分がやりたいからやっているんです。

そこまで聞いて「人間と一緒だ」って思ったんですよね。
僕たちは、好きなことややりたいことに素直になろうとお伝えしています。
それは、好きなことってエネルギーが目いっぱい出るから。
やりたいことなら夢中になれる(集中できる)から。自分の力を一番発揮できる。それが「好き」というパワーなんです。
だけど、「義務」とか「言われたから」と、嫌々する仕事ってやる気がでないじゃないですか。
それでは、いくら頑張っているつもりでも自分の力を100%発揮できることはありません。
「頑張らなきゃ」「やる気出さなきゃ」と、自分で気持ちを盛り上げてやっと行動に移せるものでは、力だって続かないし、集中力も欠いてしまうでしょう。
盲導犬の仕事は、それではダメなんです。
目の不自由な方の安全に直結するものだから、ミスは許されない。
「義務」としてでは限界があるし、危険な状況を招くことにもなりかねない。
だからこそ、一番夢中になれる「好き」というパワーを発揮できるように日々の訓練で教えているんです。
実際に公益財団法人,日本盲導犬協会のホームページには次のような説明文がありました。

「人が求めることが出来たら「GOOD」と褒める、それを繰り返す中で犬は「GOOD」と褒められることが楽しいことだと学習していきます。」

「厳しい訓練というよりも、毎日コツコツと楽しい作業を通して、盲導犬として大切なことを覚えていきます。」

楽しい作業として、盲導犬は毎日を送っている。

それを知って、心からよかったと思いました。
実際、人間に褒められて本当に嬉しそうな犬たちを見ました。
だから皆さんにも、好きなことに一生懸命になってほしい。
やりたいことに素直でいてほしい。
それが、一番自分を輝かせられることだから。

今回の寄付活動を通して、またひとつ大切なことを学びました。
そしてそれを皆さんにも知ってほしくて、今日はコラムで取り上げることにしました。
何か心の一助となってくれたら幸いです。

そして最後に、今回は残念ながらサイン会に来れなかった方々も、このメルマガを読んでくれることや、僕の本や手帳を買ってくれることで、僕たちの活動が継続できています。僕たちのエネルギーになっています。
だから僕たちはこれからも。いっぱい本を書いたり、ブログやメルマガを配信したり、月刊誌での連載を書いたり。
そんな活動を通して多くの人たちに喜んでもらえるように、頑張っていきます。

 

 

 

小野寺S一貴 龍神の胸の内【プレミアム】8月8日号 vol.249より

 

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と、いうわけで。

8月8日号は充実度満載の内容ですパー

黒龍さんの開運アクションとワカさんの戯れ遊びも必見ですので、

これまで購読したことがなかったという皆さんからの新規購読も、

 

 

 

「心よりお待ちしておりますよ。ようこそ。メルマガの世界へ。

大歓迎いたします」

 

 

 

 

好評発売中です!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 

 

 

(令和3年3月21日 読売新聞朝刊)

 

 

 

 

 

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