読者の皆さん、おはようございます。
こくりゅ……
「あら、ごめんざんす~。ちょっと通らせて欲しいのよ~。
死神デパートの金曜得の市に遅れないよう近道するざんす~」
……
失礼致しました。
改めまして、黒龍です。
今日は金曜日ですね。
皆さん、一週間大変お疲れさまでした。
今日が終われば少し休めるという方も多いのではないでしょうか。
もちろん、サービス業の方は土日こそが仕事でしょうが、
何はともあれ今週も無事に週末を迎えられたことを、感謝致しましょう。
八百万の神々、天つ神国つ神、身近な神に身近な仏、ご自分を取り巻く環境や人々、
行きつけのお店、親切にしてくれた人、叱ってくれる誰か、一緒に食事をとれる家族、
学校に職場、ご近所さん、様々な繋がりで私たちは日々を暮らしていけるのです。
あなたが知らないところで、誰かがあなたのために動いてくれていたり、
あなたを悲しませないよう、優しい嘘をついてくれているかもしれません。
自分の目に見えるものだけではなく、様々なパターンを想像してみましょう。
すると、世の中がもっとおもしろく見えてくるかもしれません。
さて、そんな金曜日は「徳の恥」のお話をしましょう。
先ほど私は「自分の目に見えるものだけではなく、様々なパターンを想像してみましょう」と言いましたね。
想像するだけでもおもしろいですが、実は現実をグッと動かす手段があるのです。
それが、積極的にかく「徳の恥」です。
いえいえ、なにもわざわざ「恥ずかしい思いをしろ」と申しているのではありません。
ですが、皆さんにはないでしょうか。
「ああ、ここでさっとこの行動が取れたら、カッコいいだろうな」と思うことが。
例えば電車の中での席。譲りたいと思っても、ためらってしまってそれができない。
困っている人がいる。声をかけようか。いや、だけど余計なお世話かしら?
ゴミが落ちていた。そこまで汚いゴミではない。拾いたいけど、みんなが見ている。
等々。
よろしいではないですか。
人の目線など知ったことじゃありません。
堂々と「こうしたい」と思ったことをしましょう。
それで、もしも断られても、あなたは何も失いません。
例え無視されても、それは相手がマナーのない人だっただけです。
声をかけたあなたが立派です。
ゴミなど最高の運拾いです。小野寺家は大リーガーの大谷翔平選手の真似をして、
大勢に見られても「人が捨てた大きな運を拾ってるんですよ」、堂々と拾います。
もちろん、このすべて「最初は恥ずかしい」です。
ですが、人間不思議なもので必ず、その恥が「経験値」となり血となり肉となります。
多くの人はこの恥を恐れすぎているようです。
騙されたと思って「いいと思ったことはやる、徳の恥」をかいてごらんなさい。
最初は「あちゃ~」と思っても、「行動できた自分」を誇らしく思えるはずですよ。
さあ、思ったことは勇気を出してやってみましょう。
タカさんの穴あき靴下をもう一度見て、ゲラゲラ笑ってファイト一発ですよ。
穴あき事件はこちら
それでは皆さん。
本日もどうぞ良き日に。
黒龍
好評発売中です!!
「令和3年7月大雨災害義援金」へ義援金をお届けしました!
【出版社様へ】
執筆に関するご依頼はこちらへお願い致します。
メルマガはこちら