皆さん、おはようさんです。

気分良く起きんしたか?

 

 

タカの守護霊、ですよ。

 

ああ、えらい雨やったねえ。

雨の音は嫌いやないですが、警報が鳴るとビックリやわ。

たまげてうっかり落し物をしてしまいましたえ。

ああ、大事なアレがないと困るんやよ。

あとで、捜索をお願いせなあきません。

 

さあて。

それは置いておいて。

 

皆さんは「カッコええお人」というのは、どんなお人やと思いますか?

 

恥をかくようなことをしない

間違ったことをしない

いつも正しい

 

そんな人を想像するやろか?

いえいえ、それは本当にカッコいいとはいえんやねえ。

 

実は本当に強くカッコええのは、自分の弱さを堂々と見せられるお人なんよ。

 

カッコ悪いところを出せる

間違いを認められる

恥をかける

恐いことを恐いと言える

 

そんな誰しもが持っている「人間らしい弱さ」を認められる人ほど、本当の強さを持っているといえるんよ。

 

考えてもみんさい。

自分に自信があれば、少々の間違いを指摘されたって、大したダメージにはならんやろう?

それに間違いを指摘した方だって、

「ああ、そうだね。僕が間違ってたよ。ごめんごめん」

そう素直に言われた方が、好感が持てますわなあ。

素直に認められる方がカッコええんよ。

 

逆にねえ、

「いや、そんなことはない」

「僕は間違ってない」

「昔はこれで正しかったんだ」

そんなふうに反論されると、ああ、いややいやや。

なんちゅうか、その行為がカッコ悪いんよ。

この人はよっぽど自分に自信がないんやろなあ、と思うでしょう。

少しでも自分の間違いを否定されたら、他に認めてもらうものがなくなるから。

だから必死に、自分の間違いを認めたくないんやろなあ。

 

そんな心の内は、ふしぎなくらい透けて見えるもんですえ。

周りからもカッコ悪く見えてしまうのは当然やねえ。

 

少しずつでええんやよ。

自分の弱い部分を認めていくとええよ。

そうすることで、自分の自信のないところを恐がらずに表現できるはずさね。

間違いも認められて、素直に「ごめん」と言えるようになるもんやよ。

 

皆さんの表現できる感情の幅もグッと広がって、人間味も増し印象もよくなるでしょう。

なによりも、自分自身が楽になるしねえ。

 

そうそう。

この話は自尊心にも関係してきます。

そちらの話は、黒龍さんにお任せしましょうなあ。

 

 

皆さんがカッコよく生きていけるよう、わっちも、そして皆さんの守護霊はんも期待してるからねえ。

 

今日もよい一日を過ごして……

 

 

ガタガタガタ

 

はて?ガガさんやろか?

 

 

 

「あかつきーーーっ!!よかったがね!!

お主がビックリして落とした入れ歯、見つけたがね!!

探し回ったのだよ、ガハハ!!」

 

 

…………汗汗汗汗汗

 

 

いややわ、ガガさん。

わっちが落としたのは、えーと、そのー、そうや!!かんざしやよ。

か・ん・ざ・し。

 

い、入れ歯のわけないやないのあせる

わっちは太夫ですえあせる

まあ、400年も生きてるから少しは文明の利器に頼ってますが……

 

え?言い訳しとるやないかって?

ほ、ほほほほほ。

 

どうぞ皆さん見なかったことに、よろしゅうねえ。

 

なにはともあれ、今日も良き日にねえ!!

 

 

 

 

 

 

好評発売中です!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 

 

 

(令和3年3月21日 読売新聞朝刊)

 

 

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