日本は世界でも、四季がはっきりしている国といわれています。
周りを海で囲まれ、海流の影響を受ける冬には偏西風、夏に南東風と季節風が吹く。
もちろん、中緯度にあるという位置的な状況も理由の一つ。
だけど似たような風土の国は他にもあります。
それでも外国人が季節の移ろいを「ただの気温や気象の変化」と捉えるのに、日本人はその変化に注目して、よく観察した。
和歌には、季節をあらわす「季語」があるけれど、それこそが日本人が季節を文化として捉えていた何よりの証拠です。
自然の変化にまで価値を見出してきた日本だからから、四季を楽しめるんだと言っていいでしょう。
というわけで、たった1~2カ月でこんなに季節は変化するんだという証拠写真を。
こーんな雪の壁が、
雪のゆの字も見当たらない。
デッカイ雪玉を作ってぶつけようとしてる人
ぶつける玉がな~い(笑)。
この広場だって、
すっかり日差しいっぱい
こんな日本って素敵だなあ。
四季がある国、僕は大好きです。
好評発売中です!!
(令和3年3月21日 読売新聞朝刊)
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