読者の諸君、おはよーなのだ!!

 

 

ガガだがね!!!

 

さて、月曜日だ。

新しい週が始まったぞ。

弥生も半ばだ。卒業や移動などで、

新しい環境下の者も多いだろう。

進学や就職のために子どもが巣立ち、寂しい思いをしている者もいるだろう。

引っ越しの真っ最中という読者もいるかもしれんな。

 

春というのは新しい出会いの季節だが、同時に別れの季節でもある。

ここでちょっと自分のことを振り返ってもらいたい。

 

出会いと別れ、それを強く感じるのは春だったのではないだろうか。

誰かの唄にもあったがね。

 

春なのにお別れですか。

春なのに涙がこぼれます。

 

まあ、我は龍神だからな。

基本的に涙はこぼれぬが、

この間お茶をこぼしたがね。

それからたまに愚痴をこぼすがね。

そして、一番こぼすのは笑みだがね。

 

まあ、我のこぼれ話は置いておいてだな、

春はほんの少し、得もいわれんさみしさを含んだ、ほろ苦い季節なのだ。

 

しかし、諸君。

このほろ苦さは、まんざら悪いものではないぞ。

子どもを巣立たせた場合は、

「ああ、ここまで育ててきたなあ」

と感慨深さもあるがね。

 

卒業した時も、

「なんとかここまで頑張ってこれた」

という満足があるはずだ。

 

ほろ苦さは、これまで頑張った証とでも思えばよい。

 

巣立った先には素晴らしい未来が待っている。

 

出会いと別れ、いや、違うがね。

別れと出会い、春はそんな成長の季節だ。

 

諸君、この春に大いに幸あれ。

我はそれを心から願うがね!!

 

ガガーーーッ!!

スダチッテイウケド、

スダチトカボスハ、ドウチガウノーーー?

キャッキャッキャ!!!

 

 

うぬぬ、梵ども!!

キャッキャキャッキャ、うるさいがね!!

 

せっかく我がいい話をしているのにだな、チャチャを入れるんじゃないがね!!

まったくけしからん!!

スダチとカボスの違いだと?

あとで黒龍に聞いておいてやるからおとなしくするがね!!

(ちゃんと要望に応えるガガさんは、やはり優しい)

 

それでは諸君、今日も良き日に!

 

ぐっどらっく!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

好評発売中です!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 

 

 

(令和3年3月21日 読売新聞朝刊)

 

 

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