読者の諸君、おはよ―だがね!!

 

 

ガガなのだ!!

 

今日は水曜日だな。

週の半ばだ。少し疲れてきた者もいるかもしれんが、元気に挨拶をすれば心が湧き立つがね。

さあ、もう一度言ってみようではないか。

 

おはよー

だがね!!!

 

 

うむ、元気そうだな。

我もホッとしたのだよ。

もしも、孤独を感じた時は心の中で、

我を思うがいい。

 

「ああ、ガガさんってかっこいいわ」

「こんな素敵な龍神いないわよね」

「ウロコもなんだか白い大福みたいで美味しそう」

 

 

 

 

「ガガーーーッ!!

ヘンナリュウジン、

チョットバカダヨーーッ!!

キャッキャッキャ!!!」

 

 ……。

ぐぬぬ、おのれ梵のやつらめ!!

いつもいつも好き勝手なこと抜かしおって、

おまえらなど猫どもに遊ばれてしまうがね!!

 

 

 

ククク。

猫の玉転がしの道具にでもなれば、少しはおとなしくなるだろう。

 

おっと、そんなことはどうでもいいのだ。

我が言いたいのは、孤独を感じた時のことだがね。

 

人は誰でも、ふと寂しくなる時があるものだ。

大勢に囲まれていても、忙しくても充実していても、その気持ちは突然ふとやってくる。

 

しかし、心配はしなくていいがね。

人はそういう生き物なのだ。

人生で必要な思い、喜怒哀楽をまんべんなく味わうようにできている。

 

大事なのは、その寂しさを感じた時、孤独を感じた時、そばに誰かがいてくれるということだ。

何をするわけでもない。

ただそっと寄り添ってくれる誰かの存在は、ありがたい。

諸君、そんな誰かがいるならば、どうか大事にして欲しいのだ。

この広い世の中、同じ時間を共に過ごす誰かの存在に出会えたことは、奇跡以外の何物でもないぞ。

 

そしてだな、このことも忘れないでほしい。

 

諸君は今ここで、

我々に出会った。

ちゃんと我々と繋がっているがね。

寂しい時も一人ではない。

例え孤独だと思う時も、

我々は常にそばにいるぞ。

 

そして、諸君を守る守護霊たちがすぐ隣で、

「頑張れ、もうちょっとだ」

と諸君を見守っている。

 

どうかそれを忘れないでほしい。

 

よく感じてみたまえ。

諸君はここまで、頑張ってきた。

守護霊や我々と共に、自分で頑張ってきたのだよ。

 

よくやったではないか、見事だ。

その調子で、今日も元気にいこうではないか。

 

よいかね?

けっして一人ではないぞ。

我々はいつも一緒だ。

 

諸君を守るために、そばにいる。

安心して生きよ。

 

諸君に幸あれ!!

 

 

 

 

 

好評発売中です!!

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 

 

 

(令和3年3月21日 読売新聞朝刊)

 

 

「令和3年7月大雨災害義援金」へ義援金をお届けしました!

 

 

 

【出版社様へ】

執筆に関するご依頼はこちらへお願い致します。

 

 

 

※ガガや僕たちに質問がある方は、メルマガにご登録の上、Q&Aコーナーをご活用ください(*^-^*)  

メルマガはこちら



今日もご愛読ありがとうございました!